〈詩〉リビング
ところ変われば重宝されて
ところ変われば邪険にされて
ときに壁の花となる
孤独のうちに
5分の1ほどいるという
我が同志を想う
幸いだと気が付いたのは
テレビは消せるということ
チャンネルは選べるということ
インターホンを覗いて
堂々と居留守ができるということ
やっと片付いてきた私の場所に
全てを迎え入れることがなくても
傷つく人も 悲しむ人も
いない
今は静かに 遠くの足音を聞いている
※独り言・・・ゆずの【いつか】が急に頭の中に流れてきました。
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