続・ドルオタがお笑いに沼ったら、今までの概念が壊れた

こんにちは。
私は旧ジャニーズ生まれ、旧ジャニーズ育ちのオタクです。
…ジャニーズはもう正式なお名前ではないので、ドルオタとお伝えしておきましょう。


数ヵ月ほど前、私はこちらの記事を書きました。


まあ簡単に要約するとタイトルにある通り、

「ドルオタがお笑いに沼ったら、色々と規格外すぎてすっかり虜になりました」

というものです。


「色々と」というのは
公演数とか1回あたりの料金とか
あり得んくらいステージとの距離が近いなど。

こちらは “私が” お笑いを好きになり、
劇場に行き、衝撃を受けた話でした。


ですが、私はそれだけでは飽き足らず、
2023年 “私の母” までお笑い沼に沈めてきました。(物騒な言い方)


自分の概念が崩れていくのは単に驚きでしたが、
人の概念が崩れていくのを見るのはめちゃくちゃ面白かったです。


ことの経緯と母の変化をお伝えできればいいなと思います。



劇場に行くまで


ある時、私が落ち込んでいる時期がありました。
勉強、これからのこととかが重なってしまい、元気があまり出ませんでした。


その時、見兼ねた母が
どこか旅行に行こうと言ってくれました。


すでに何回か劇場に行ったことがあった私には
選択肢は1つしか思いつきません。



母「どこ行きた…」
私「ルミネ」(真顔)

てな感じで、0.1コンマでルミネと即答した私。
母は2つ返事で了承しました。


なんで母が「ルミネ」で話が通じたかというと
母にも推し芸人さんができて
お笑いにも詳しくなっていたからです。

私がラヴィット!を家族に布教する→芸人に詳しくなる
私が劇場に沼った話をする→劇場に興味をもつ

という流れが完全に出来上がっていました。



つまりは母も沼に片足を浸けていたんです!!!!!


なので、母も「ルミネ」=吉本の劇場を指すことも伝わっていたし
「いいじゃん、行ってみたい」とあっちゅーまに
話がまとまりました、とさ!



母、初の劇場


そして待ちに待った日。

劇場に繰り出しました。

この1年で磨き上げたスキルを駆使し、
スケジュールをくまなくチェックし、見やすそうな席を確保しました。

その甲斐もあってか
まぁーーー見事に母の概念も崩れました。



母が驚いていたのはやっぱり
【キャパの小ささ、距離の近さ】です。

もともと母は私と同じく
ドルオタとして結婚する前は生きていたそうです。

なので、本格的にアイドルを推さなくなった後でも、私が一緒にライブに連れていったことが何度かあります。

私は8回中5回天井席を引いてしまうようなアイドルオタクなので、
同行者だった母も遠い席で見ることが多く、

劇場に行った後、感想を聞けば
「近いね…」と衝撃を受けていました。


そもそもアイドルのライブは派手な演出も多いし、
お笑いは芸人さんの掛け合いがメインで

それをお客さんに伝えるためには、どうしても1回あたりのキャパはアイドルの現場よりも小さくなるもので、当然といえば当然なのかもしれませんが。



とはいえ!
アイドルのアリーナライブやドームライブが常識となっていた人間からすると衝撃大でした。



今までアイドル現場は
遠い席ばかりでごめんよ、母。



沼った人間のその後


沼った母と、私はその後も何度か劇場やお笑いライブに行きました。
もはや通っていました。


なにかに沼ると、人ってコメントがワンパターンになるようです。

・4000円の商品を見た母
「これ我慢すればルミネ1回行けるじゃん」

・ドームやスタジアムがテレビで映った時の母
「ルミネはいいよ~近いから」


そうです。
コメントが全部ルミネになったんです。



母が劇場の話をする度に
どんだけ好きなんだよ、と笑っちゃいます。


でもそれは、なんだか私にとっても嬉しい話で。

同じ趣味をもって、楽しそうにしている姿が単純に嬉しいです。



それと年齢に関係なく、好きなものにハマった人間は強いなとしみじみ思います。


そのおかげもあってか母はよく働くし、よく動くし。
いつまでも遠征に行けるように元気でいなきゃ、と先日も溢していました。


生きる目的がある、楽しみがあるって
めちゃくちゃ素敵なことだなって
母を見てて思いました。




お笑いって、やっぱりいいよね。

ほんとうに2023年はお笑いにお世話になりまして。

劇場の楽しい雰囲気に何度も励まされ、
芸人さんのパワーから元気をもらい、
たくさん笑った1年でした。

私も母も感謝でいっぱいです。
劇場よ、ありがとう。


明けまして現在2024年ですが、
今年もお笑いの現場にもたくさん行きたいです!

今すぐに劇場に行きたいと
やっぱり今日も思うのでした!

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