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キャパオーバーに陥ったPOOLO JOBでの3ヶ月。そこで得た学びとは。

こんにちは。他のnote記事でも言及していますが、24年4月から3ヶ月間、POOLO JOBというオンラインスクールに通っています。残り1週間ほどで卒業。この3ヶ月、退職や渡米準備に加えてのスクールは、正直かなりしんどかったです。

何を得て、どう生きていきたいのか、自分自身の宣言と、前に進みたいけど勇気が出ない。そんな方へ向けたメッセージを残してみます。


仲間が欲しい。月10万円稼げるようになって、幅を広げたい。そんな思いは、入ってすぐに打ち砕かれた。

わたしは4月に新卒で2年働いた会社を退職、6月からアメリカに渡米し、オペア留学という制度を使って住み込みで働いています。

わたしは、子どもの頃から「アフリカの貧困解決に関わりたい」という明確な夢があるにも関わらず、自分に甘い人間で、「明日やろう」「もう少し力をつけてから」と言い訳ばかり探して、ぐるぐると長い間で何かに悩んでいました。

とにかく動こう。アフリカに移住したいけど、まだ怖いし、会社員も大変だからアメリカにいくと決めました(謎)。果たしてそれを挑戦と呼ぶのか、逃げと呼ぶのか。

どの国でかはわからないけど、フリーで生きていけるようになりたい。自分に甘くて継続力がないけど、中高6年間、吹奏楽が命だったわたしは、本気で切磋琢磨できる仲間がいれば、叶うのではないか。と思うようになりました。

しかし実際に始まってみると、講義や課題に追われるようになり、仲間が欲しいという願いは薄れ、目の前のことで精一杯。チームメンバーとも深く関わる余裕がなくなりました。

願いを打ち砕くほど大変だったこと

私生活では退職に向けた引き継ぎや新人教育、辞めた数日後には祖母とのアフリカ旅行、帰国も「しばらく会えなくなるから」と家族や友人と毎日予定を詰めていました。

そして、アメリカで1-2年生活するための準備も待ち構えていました。役所や銀行での手続き、サブスクや積立NISAの解約、持っていくものを揃えてパッキングなど、0から調べることから始まり、渡米準備だけでもわからないことだらけでした。

そんな状況下でのPOOLO生活。4月に始まると、週に1回のオンライン講義、毎月8本の記事の執筆、事前・事後課題、1日3回以上のXの更新など、書ききれないほどやることがありました。知らないことを学び、脳内が講義とアメリカ準備の「新しい情報」で埋め尽くされ、キャパオーバーになりながら、課題を提出する日々でした。

◻︎チームメンバーの記事は必ず読もう。
◻︎課題以外に、月2本以上記事を書こう。
◻︎締切は必ず守ろう。

仲間や自分で考えたルール

真剣に取り組もう。と決めたルールも、祖母との2週間のアフリカ旅行で崩れていきます。毎日が刺激的で、幸せで、疲れ果てていたから。

「あ、旅をしながら働くのは無理かもしれない。毎日が楽しすぎて、記事やSNSを書く余裕と時間がない」そう思いました。

限界を知って行った対策とは

アフリカから帰国後も、アメリカ準備とスクールの講義や課題は常に悩みの種でした。

片方を始めると、気がついたら丸一日終わっていてもう片方が全く手をつけれていない。やっと課題を出せたと思ったら、新しく山ほど出てきた。

ずっと複数の物事に追われる生活でした。そしてまた、新たな気づきが。

やっぱりわたしには、2つ以上を全力で同時に頑張るのは無理だ。弱みかもしれないけど、こればっかりはどうにもならない。受け入れるしかない。

5月下旬ごろに気づき、それからは方向転換をしました。

①完璧を求めない


初期の講義内やサポートメンバーからは、「完璧より完了を」と常々言われていました。しかし、完璧主義なわたしは受け入れることができず、悩んでは書き直しての繰り返しで、1つの記事に3日以上かかることも。

「限界を知ろう。納得いく以上〜完璧未満で終わらせることが先決」と決めて、課題と、アメリカ準備も見切り発車で進み続けました。(その結果、運転免許証を日本に忘れ、家族に迷惑をかける。後日別の記事にします。)

②仲間作りを延期する


チームメンバー、リアルで会った関西人メンバー、よくコメントをしあう人たちなど、このコミュニティ内で繋がりを作ることができました。

当初思い描いていたのは、頻繁に連絡を取って切磋琢磨する、複数人でお互いの将来を語り合える関係性でした。

夢は語り合える。でも、「相手をよく知った状態」という前提を踏まえると、理想とはかけ離れています。原因は、わたし自身がみんなと深く関わる余裕がなかったから。

繋がりは作れた。焦るな。アメリカ生活に慣れてから、再度連絡を取って「はじめまして」をしてもいいし、メンバーを知る努力をすればいい。そう方向転換をしました。

③今のその選択が、自分のキャパシティでの頂点だから大丈夫。と自分自身につぶやく


もっとできたことがあるんじゃないか。本気で関われていないんじゃないか。ふとそう思う時があります。

若いうちに大変なことをどんどん経験して欲しい。それが自分の容量を広げるきっかけになって、これからの生活がもっと豊かになる。

元上司に言われた言葉です。社会人1年目で全てが未知だったその時は、今辛いんだから今助けてよ。と思いました。でもある程度の仕事を経験して、2年目になった途端、驚くほど毎日が穏やかでした。

数えきれないほど失敗をしたけど、気づかないうちに出来ることが増えてる。上司が言いたかったのはこれか。と気づきました。

もっとできたんじゃないか。

そう思えるということは、いっぱいいっぱいだったその時よりも、見える世界や出来ることが増えた証拠。

アメリカでの私生活、仕事、POOLO JOB、全てに100点を目指すのではなく、足して100点を超えればいい。いまはそう思っています。

卒業を控えた自分自身へ、そしてトラベルクリエーターになりたい人たちへ

本当にこれであってるのか。

自分は何がしたいのか。

この3ヶ月、現状維持に精一杯で、POOLOでの学びをもとに案件獲得や、営業活動はほとんどできませんでした。

「月10万以上稼げるようになる」
(そうすれば2ヶ月未満で授業料を回収できる。)当初のわたしが掲げた目標は、まだ叶っていません。

アフリカ旅行をしながら記事を書いて、果たしてトラベルクリエーターが、自分がなりたい姿なのかも分かっていません。

ここに入ればフリーで生きていける。そんな夢は、入るだけでは叶いません。想像以上の課題とタスクが待っています。

それでもわたしは、POOLO JOBに入ってよかった。限界を知って、繋がりができて、本気で生きるために、もう少し気楽になろうと思えました。

シマウマを追っても必ず捕まえられるわけではないけれど、捕まえた者は追っていた者

アフリカ南部の諺です。POOLOも、それ以外のコミュニティや環境でも、不安はあるけど、新しいことに挑戦してみたい。そんな方にはぜひ進んでみて欲しいです。


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