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4年ぶりの帰省で

4年ぶりの帰省。
緊張、不安、楽しみ。

帰省して感じたことを整理したいと思った。


私は母に対して苦しみを持っている。


でも、その苦しみを母に気付いて欲しい。とか
理解して欲しいとは一切思っていないことを確信した。

今回の帰省で、母の愛を所々に感じた。

母が大切にしている物を、私に託してくれた。
自分(母)がいなくなってしまったら、
誰の元へいくのか分からないようなもの。
誰の元へいってほしいのか、それが娘の私で
自分の意思を伝えて直接渡したかった。
そんな気持ちを感じた。

「渡せて本当によかった」と言っていた。
大切にしよう。と素直に思った。


母は強くはない。
もし私がここで発信していることを知ったら
寝込むぐらいの衝撃であろう。

この4年で母の年齢も進み、身体の不調もある。
ここで母を苦しませることはしたくない。
これまで通り、私が距離を取りながら
出来るだけ楽しく関われるようにしたい。

これからも電話が苦しく感じることもあるだろう。
でもうまく付き合っていこう。
そう思えた。


帰省してよかったこと。

父が嬉しそうだったこと。
口数は多くはないけれど、喜びが溢れていた。
孫に会えた喜びをヒシヒシと感じた。

兄に会えたこと。
やっぱり優しい。かっこいい。
義姉も温かい。いつもありがとう。
社会人の姪っ子。
いつまでも可愛い。


今回の帰省では、いつもと違う交通機関を使い、
私が学生時代に乗っていた電車に久しぶりに乗った。
帰り道、娘達とは別々に座り
ひとり、緑多い車窓を眺めていたら泣けてきた。

学生時代の甘酸っぱい思い出。
バイト帰りに遅くなった私を迎えに来てくれる父の姿。
色々、いろいろ。
センチメンタル。


乗り換えた電車の車内で、
大切な仲間のインスタライブに参加した。
綺麗な夕陽。
気持ち良い波の音。
娘ちゃんのはしゃぐ姿。
心が洗われた。

インスタライブに集まっている仲間のコメント。
そこから聞こえてくる声に。
緊張で固まっていた私の心が安らいだ。
ありがとう。

今日はここまで。


あと、もうひとつだけ。

今朝、母が作ったブルーベリージャムを
クリームチーズと一緒にトーストに乗せて食べた。
最高に美味しかった。
母にメールをした。
『美味しさに感動したよ』と。

母から返信がきた。
『嬉しいメールありがとう。
お母さん 1日 うきうき過ごせそうです。』
たくさんの絵文字付き。

ずっとこの距離感でいたい。

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