フランスひとり旅【ヴェルサイユ宮殿】
ヴェルサイユ宮殿
63,154㎡の敷地に2,300もの部屋があるらしい。このスケールの大きさは目に余りとても写真に収められるものではなかった。
ガイドの方が各部屋を詳しく説明して下さるのだが、どの部屋も見上げれば天井画にシャンデリア、壁には絵画に像が飾られどこを見渡しても豪華絢爛すぎて、スゲーーー!と圧倒されっぱなし。ぶっちゃけ自分が何の部屋に居るのかわけわかめだった。
当時は出産も公開されていたそうである。お世継ぎのすり替えを防ぐ目的で、他のヨーロッパ諸国でも当時は普通に行われていたようだ。
マリア・テレジアの16番目の最後の子供フランツ。マリーアントワネットとは年が近く二人は大の仲良しだったという。
マリーアントワネットの寝室をハプスブルグ家の母と弟が見守っていたことにちょっと驚いた。
王と王妃が公式の食事をした部屋。
絵は早くに亡くなった末の子どもソフィー王女を偲ぶために描かれたとも言われており、無人のベビーベッドに黒い布がかけられている。
ルーヴル美術館に展示されているのがオリジナルで、ヴェルサイユ宮殿に展示されている作品は作者自身によるレプリカ。この時代の法律で、オリジナルの複製絵画を制作する際は必ず1箇所以上違うものに変えなければいけないルールがあったそうである。
天気が悪かったため庭園は窓から雰囲気だけ味わった。
「Ladurée」
お土産屋さんもあるけれど、正直あまりセンスの感じられないお土産ばかりで購買欲が起きず、マカロンだけ買って宮殿を後にするのだった。