PCR検査は大丈夫?(その2:結果が出るまでの時間はかかり過ぎないの?)

海外の例を参考に、私の推測通りぐらいで感染者数が日本でも増加して来ました。

オミクロン株が「日本に入国するのは遅らせること」は成功しました。

しかし、その間に準備を整えていたと言えるのでしょうか?

保健所業務の改善は出来ていないことを以前から指摘していたので今回は触れません。

今回は「新型コロナウイルス」の診断に必要なPCR検査について掘り下げます。

検査の絶対数が不足している問題の次は、PCR検査の結果が出るまでの時間について考えてみます。

「基礎疾患がある人」「治療を早期に開始したい人」にとっては「PCR検査結果が早く出ること」が必要になります。

報道では「検査結果が2日から3日遅れる」と言われている医療機関がありました。検査はどこでもフル稼働でも間に合わない状態になっているのではないかと推測します。また、医療機関によっては「金曜日受診でPCR検査は来週の火曜日にならないと出来ない」と言われた患者さんもいる様です。

「内服の薬がある」とおっしゃいますが、「症状が出てから5日以内に内服しないと効果が期待できない薬」です。診断までにこれだけ時間がかかっては、「飲み薬はあるが諦めた方が良い」ということなのでしょうか?

「長期の副作用もまだ不明な新薬」を「検査をしないで診断が確定してない時期に飲む勇気」は私にはありません。

おそらく、PCR検査は試薬の数だけでなく、「PCR検査を実施する施設数」も不足していたと考えます。

もし政府がこの状態になることを予想していないなら、「最悪を想定出来なかった」ことになります。

私はオミクロン株の市中感染が発見された時ごろから、もっと早い段階で「経済規制が必要」と投稿して来ています。

「感染に関してはワクチンがほとんど無効で感染力の強い変異株」が出てくることもあることを相当以前に投稿してあります。

政府が「パンデミックウイルス」を舐めていたとしか思えませんね。

これから感染のピークを迎える日本の医療や社会が心配です。

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