東京の感染経路不明58%と実行再生産数1.00以上が気になります。

9月19日の東京感染者数は218人でそのうち127人が感染経路不明(約58%)です。1人の人が何人の人に感染させるかの指標(実行再生産数)が1.00以上になり、感染者数がこれから増加する可能性のある指標になって来ています。

医療崩壊しない程度の増加なら良いと政府は考えている様なので、すぐに危険になる可能性は低いかも知れません。

感染の波に対して「ハンマー(規制)アンドダンス(緩和)」で例えられています。日本の場合、ハンマー(規制)は弱く、ダンス(緩和)が急で大きい感じがします。「経済優先だ!」と言い切ってしまっている訳ではないので規制が弱く、緩和が大きい感じがします。

重症患者さんを治療されている医療機関は限られていますので、どれだけ「持久戦」に耐えられるかも問題点でしょう。

「新型コロナウィルスの完全収束をむかえるのはいつ?自然界の法則から推測!(2020年4月15日有料投稿)」にて私の推測では「持久戦」を予想しています。皆さんは何故か「短期決戦」で終わるという「都合の良い推測」をされていますが、私はそうはならないと4月15日時点で確信しましたし、現在もその通りになっていると考えています。

はじめから言い続けていますがPCR検査数が少な過ぎます。「無症状感染者」をあぶり出さないで「闇雲に」経済活動を行えば活動に比例して「感染者数」が増加するのは明確です。それには検査は必要です。

PCR検査数を増加出来ない根本的な問題があるなら、「経済優先にする」「感染防止を優先にする」を決めなければ「両方ダメになる」可能性が膨らみます。

日本では特に「経済優先」を打ち出しても、高齢者は「自粛」します。「感染防止優先」したら「経済が持ちません」。

「持久戦」にすでになっていますが、まだまだ前半戦の前半ぐらいしか進んでいません。

①PCR検査数を増やさなければ

②コロナ重症患者さんを治療出来る場所を増やさなければ

政府が一番恐れている「経済崩壊」も現実に生じてしまうことでしょう。

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