18歳からの学生婚活①リサーチと挫折
農家出身の旦那候補を探すため農業系の大学に進学した私。
前回のお話はこちら↓
https://note.com/momo6112/n/ndd41661494e8
初めての一人暮らし。北海道暮らし。
入学式の日、まだ地面に残っている雪を見てこれから始まる未知の生活に心を踊らせながらも、北海道まで来てしまったからには4年間で必ず将来の旦那を見つけて帰るぞ!という覚悟に燃えていました。
学科の人と話したり新歓コンパに行ったりと、リサーチする中でまず驚いたのは、農家出身の多いこと多いこと。
神奈川のベッドタウンで暮らしてきた17年間では一度も聞いたことが無かった「うち農家なんだよね〜」「何育ててんの?」というワードがそこら中で飛び交っていました。
数えたことは無かったけれど、体感10人に1人は農家出身だったのでは。
農家の息子はもちろん、農家の娘も沢山いて「農家って珍しいものじゃない」とも思いました。
そして見えてきた農家の息子の共通点は、こんな感じ。(ド偏見込み)
・THE体育会系「俺に着いて来い」タイプ
・身体動かすバイト大好き
・飲み会大好き
農家の嫁になりたいと言いつつも農家の息子の具体的なイメージまでは想像していなかったので、それまで不登校引きこもり文化部だった私は「自分に合う人見つかるのかな?」と不安を覚えました。
そんな不安を抱えた私が入ったのは、婚活サークル。
…いや、冷静に見渡したらそんなものは無かったので普通に高校からの流れで軽音サークルに入りました。
サークル内に農家出身の人は居なさそうでしたが、大学全体の農家出身の割合が想像以上に高かったので他での出会いに期待したのです。
その後、学生生活を送っていく中で徐々に本来の目的も薄れていき、ごく一般的な大学生の生活に馴染んでしまったのです。
もはや農家がどうとかは関係なく、全然好きじゃない人に猛アタックを受けたり、同じ学科の先輩に告白されて付き合って別れた辺りで急に恋愛ダリ〜モードに突入。
「暇だし夕飯でも行くか〜」と思い、軽音サークルで愚痴仲間だった男友達2人と回転寿司に行くことに。
いつも通りのひま飯会。
まさか、これから人生の転機が訪れるとは1ミリも思っていませんでした。
〜つづく〜
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