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童話『ヒックとドラゴン』気持ちよく笑いたい日に読む本

ただただ笑いたい日がある。
そんな日に子供が手に取るのが『ヒックとドラゴン(*)』だ。

こちらは、落ちこぼれの少年ヒックが立派なドラゴン使いとなり、リーダーとしても成長していく様子を描く壮大なファンタジー。

内容としてもとても読み応えがあるが、ヒックのドラゴン、トゥースレスの傍若無人ぶりが面白く、我が家の子供達はいつも涙目になって、笑い転げている。

映画としても人気な作品だが、だいぶ雰囲気が違うので、未読であれば、本もぜひ読んでほしい。

作者のクレシッダ•コーウェルさんを初めて知ったのは、『That rabbit belongs to Emily Brown』。

こちらの作品では、うさぎのぬいぐるみ、スタンリーをめぐる、エミリー•ブラウンとグロリアーナ3世女王陛下との攻防戦が描かれている。奇想天外なお話とニール•レイトンさんの個性的な挿絵が楽しい一冊だ。コーウェルさんの本はどれも、笑えるだけでなく、メッセージが心に残る。

もう一冊、読む側の思い切りで楽しさが増すのが『The book with no pictures』。題名の通り、挿絵はない。読み進めるうちにどんどん子供達がのってくる様子を見ることが出来る、楽しい作品だ。

毎日、色々あるけれど、読めば笑える本は心強い味方となってくれる。

*1人で読む場合は、小学校中学年以上向け。シリーズ物なので長期休暇のお供にもおすすめ。

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