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童話『チョコレート工場の秘密』 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』とロワルド・ダールの世界

今年1番楽しみにしていた映画の一つ『Wonka』を封切りと同時に子供達と見て来ました。
閑話===
子育て開始から10年弱、漸く、自分の観たい映画も映画館で見られる様になり、大変喜ばしい事です。もう一つ観たかったのが、『君たちはどう生きるか』だったので、今年は久しぶりにコンプリート出来ました。
===閑話休題
『Wonka』は、『チョコレート工場の秘密』の世界観をそのままに、幅広い年齢層が楽しめるミュージカル映画となっており、若き日のウォンカ役のティモシー・シャラメも適任で、良作でした。

『チョコレート工場の秘密』をまだ読んだり、映画を観ていない下の子は、そちらにも興味を示し、冬休みのプレイリストに加わりました。

本も、映画も鑑賞済みの上の子は、細かい設定にも気がつき楽しんでいました。

『チョコレート工場の秘密』の作者ロアルド・ダールは、私にとっては幼い時に憧れた大人の1人で(その他は『長靴下のピッピ』のアストリッド・リンドグレーン、『モモ』のミヒャエル・エンデ、オードリー・ヘップバーン)、ロアルド・ダールしばりで本を借りた時期もありました。我が家の上の子も数年前、同じ事をしており、やはりロワルド・ダールの唯一無二の世界観は、中毒性があると再確認しました。

私は、映画化されている作品も大方観ました。どれも映画を観て原作に興味を持つであろう魅力的な作品ばかりです。
※映画名、書籍名の順で並記しています。

-夢のチョコレート工場:『チョコレート工場の秘密』
チャーリーが住んでいる町にある謎だらけのチョコレート工場に五人の子どもたちが招待される顛末を描くファンタジー。小学校低学年くらいから理解して楽しめると思います。
(個人的に映画は、1971年の作品がより好きなのでそちらの題名です。)

-ジャイアント・ピーチ:『おばけ桃の冒険』
ジェームスと愉快な6匹の虫たちが冒険の旅に出るお話し。こちらはアニメで、チョコレート工場よりも小さいお子さんも楽しめると思います。

-マチルダ:『マチルダは小さな大天才』
マチルダは三歳になる前に字が読めるようにった聡明な少女。でも、なかなか周りの大人の理解を得られません。大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダの、痛快な物語。
子供は、ホームアローンの様に、子供が大人をやり込める話、好きですよね。こちらも小学生から楽しめると思います。

-Fantastic Mr. FOX:『すばらしき父さん狐』
3人の農夫とMr.FOXの攻防劇。映画は、ストップモーションで犬ヶ島も手がけたウェス・ラーソン監督作品。作風からやや大人向けかもしれませんが、お話しはみんなで楽しめます。ジョージ・クルーニーの声が素敵なので、大人は字幕で見たい作品です。

-BFG :『オ・ヤサシ巨人BFG』
孤独な少女ソフィーと心優しい巨人BFGの友情物語。アニメと実写があり、どちらも小学生から楽しめます。

-魔女がいっぱい:『魔女がいっぱい』
両親を亡くし、祖母に育てられた少年が魔女集会の行われているホテルに居合わせて…
アン・ハサウェイは大好きなのですが、個人的に映画は、2013年度版が好きです。小学生から楽しめるのですが、怖いのがすごく苦手なお子さんにはびっくりするシーンが幾つかあります。

冬休み、子供達と、再び、ロアルド・ダールの世界に浸りたいと思います。





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