《J-POP好き①》それでもマッキーが好き!

2度目の逮捕が本当にショックだった

2020年2月、マッキー(槇原敬之)は2度目の過ちを犯した。ファンへの裏切だった。覚醒剤所持により逮捕されました。Wikipediaには以下のように書かれている。

2020年2月13日、 2018年4月に東京都港区のマンションで覚醒剤約0.083g、同年3月に危険ドラッグ「ラッシュ」を所持していたとして、警視庁に覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕された。3月4日、覚せい剤取締法違反と医薬品医療機器法違反の罪で起訴される。3月6日、保釈金500万円を納付して保釈された。初公判は、当初6月17日に予定されていたが、7月21日に延期して行われ、槇原は起訴内容を認め、検察側は懲役2年を求刑した。8月3日、懲役2年、執行猶予3年の判決を受ける。槇原側は控訴を行わず、当面の活動休止を表明した。 控訴期限だった8月17日までに、弁護士側、地検側の双方が控訴せず、有罪判決が確定した。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

1度ならずも2度までも・・・それが正直な気持ちだった。また、さすがに2度も逮捕されて復活はないだろうと思った。

1度目が1999年だ。10年以上も経っている。復帰したとき、反省していると言っていた。ファンの前で歌えるのが幸せだと言っていた。だからもう、過ちは繰り返さないだろうと思っていた。それなのに逮捕の報道を聞いて、とてもショックだった。

マッキーの曲には何度も助けられた。毎日のように曲を聴いていた。しかし、マッキーの曲を聴くのをやめた。裏切られたようで。「もう2度と過ちは繰り返さないって言っていたのに」悲しい気持ちでいっぱいだった。

マッキーの曲を避けていた

マッキーが逮捕されて、サブスクリプションから曲が消えると思っていたが、消えることはなかった。しかしマッキーの曲を聴かなかった。自分が入っているSpotifyはおすすめの曲を再生してくれる。それまで毎日のようにマッキーの曲を聴いていたためおすすめにも上がってくるが、私はスキップした。単に聞かなかったと言うよりは、避けていたというのが正しいかも知れない。

また聞くようになったきっかけは、尾崎豊

2021年の春に終わってしまったが、加藤浩次が司会をする「その差って何ですか?」という番組でのこと。今の若い人たちの間で昭和歌謡曲が流行っていると特集をやっていた。昭和歌謡曲は歌詞がストレートで分かりやすく入り安いらしい。まあ、レトロブームの一環なんだろう。

その中で尾崎豊が紹介されていた。尾崎と言えば「卒業」や「15の夜」など、不良のイメージが強い。26歳の若さでこの世を去ったが、結婚して子どももいる。そして、子どもに向けたメッセージを曲にしているらしい。

尾崎豊は22歳の若さで結婚、23歳で長男が誕生した。その後発売されたアルバム「Birth」に尾崎豊の集大成とも言える曲が収録されている。「誕生」という曲が尾崎豊が人生をさらけ出した集大成の曲。この曲の中で生まれてくる息子へのメッセージを残した。(出典:価格com テレビ紹介情報)

自分としては、本当に意外だった。あの尾崎が自分の子どもへのメッセージを綴っている。

その時に思った。マッキーはこれからどんな曲を書くんだろうと。

マッキーの曲が聴きたい

2020年、2021年とコロナで世界が大変なことになっている。もし、マッキーだったらどんな曲を書くんだろう?どうやって僕たちを安心させてくれるのだろうか。それとも、戒めるのだろうか。聞いて見たいと思った。

尾崎豊は残念ながらなくなっており、30歳でどんな曲を書くのか、60歳になったらどんな曲を書くのか、私たちは聞くことができない。

しかし、マッキーは生きている!20代、30代、40代になっても自分のそばにいつもマッキーの曲があって、僕が辛い時を助けてくれた。すぐに復帰はできず、さすがにコロナの曲をリリースするのは難しいだろう。でも、時間がたって、50代、60代になった時にマッキーがどんな曲を書くのか聴いてみたい。犯罪者は曲を作ってはいけないことはない。売れなくてもいい。なんだ、マッキーもつまんない曲書くようになったな、歌が下手になったと思うような曲でもいい。それでもマッキーの曲を、これからも聴いていきたいと思った。ずっとずっとマッキーを待っていたいと思う。

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