CXO night#4に参加してきました!
遅れての投稿申し訳ありません。カルボナーラつぼちです。
9/12にCXO Night「見えない魅力の見つけ方」が開催されました。
前半ではコスメアプリLIPSチームによるリニューアルについて、そして後半はハヤカワ五味さんと龍崎翔子さんが経営している企業での魅力の見つけ方について、お話しいただきました。
特に、前半は、メモを取り勉強し、後半の同年代のお話は、メモを取るよりラジオを聞いているような感じに近くて勉強になる箇所は、単語としてメモを取っておりました。
パネルディスカッション(前半)
今回はリニューアルの中心として活動された、取締役の松井さん、iOS・Android両方のUIアップデートを担当された池田さん、ブランド・アイデンティティのリニューアルを担当されたタカヤ・オオタさんがスピーカーとして登壇くださいました。
Q コスメ口コミサービスは競合がとても大きなサービスだがコンセプトメイク段階からリニューアルまでどういった思想で作っていたのか気になります。
A A社は、当時Webではシェアは多かったが、アプリでは苦戦していた。
TwitterやInstagramからコスメを買う購入体験が多かったから、Instagramのコスメ版としてサービスを作った。
当時@コスメのアプリがまだ力入れてなかったから、アプリに特化すれば勝てると思った。
Q サービスのリニューアルの経緯
A 元々プチプラコスメの10代向けの若者向けのデザイン(ビビット系)でマネタイズを考えた時にデパコスを考え始める20代後半をターゲットにしようと思った。今まで好きだった10代ももっと好きになる、新しい20代も開拓するのが難しかった。
Q CIデザイン時に最重要視したこと
A 元々LIPSにはファンがいたので、違和感、抵抗感を産まないように。もっとユーザの幅を広げられるように。
Q 具体的なUIツールやバージョン管理は?
A Sketchのコンポーネントはちゃんと作った。コンポーネントの名前という共通言語をデザイナーと開発側で持てたのは良かった。また、命名規則については、今までの経験からだいたいこんなもんだろう、とか、Atomic Designの考えを落とし込んで作った。
Q 愛されるサービスにするために工夫していることは?
A データを見て改善すること。データを見る、蓄積するには時間がかかるが、しっかりやった。ユーザファーストと言ったときに、「自分たちの思うユーザファースト」にならないようにした。データ改善・分析で動いている(社長が自ら)
Q デザインプロセスの中で必ずやると決めていることは?
A リサーチを大事にしている。対象者が、普段どのようなものに触れているのかを洗い出して、その中にある好まれているデザイントーンなどを見出す。ここ数年は、甘くなりすぎないピンク(紫がちょっと入っている。)ような感じが好まれている。
Q 有料モニタやYouTuberという広報戦略はなぜとった?
A Facebook広告などはコスパがよくないと思った。コスパのいい、新しいマーケ経路を見つけたいと思ったときにYouTuberにアプリを紹介してもらうといいらしいと聞いた。当時としては珍しかった。モニターに関しては、1対1で依頼する。
パネルディスカッション(後半)
ハヤカワ五味さんと龍崎翔子さんの同年代のディスカッション
ハヤカワ五味さん→課題解決型のアパレルと呼んでる。高校生から自己資金でやってる。
noteはこちらから
https://note.mu/hayakawagomi/m/mf45b268b2733
龍崎翔子さん→ホテルプロデューサー。
noteはこちらから
https://note.mu/shokoryuzaki
こちらについては、聞かれた方が、楽しいと思うので、私が印象に残った言葉だけ、書いておきます。
龍崎さんのホテル「HOTEL SHE, OSAKA」ではクリーム色にラベルを一本だけ通した壁が前面に配置されており、インスタ映えを狙い過ぎない撮影スポットを用意しています。
いかにも「ここで撮ってよ!!」のような空間ではなく、「ここで撮れるんじゃない?」のような、撮る側に発見と想像力を持たせることが大事。
同年代の話の掛け合いは、リラックスしてラジオを聞いているような感覚でした。動画は下のリンクからご覧ください!
参加した感想
貴重なイベントに初めて参加しました。有名なデザイナーさんたちの話は、とても勉強になりました。池田さんのSketchファイルを見たくなりました笑今回、勉強になったことを自分の仕事に落とし込んで、自分のものにしていけたらと思います。懇親会も久しぶりに会う方や初めてお会いする方もいて、とても楽しかったです。
※アイキャッチの写真は、坪田さんのTwitterから拝借しました!
この記事が参加している募集
イタリアに行って、本場のカルボナーラを食べる足しにします。よろしくお願いいたします。