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高齢者は貧困に苦しみ、出生率が異次元の0.84となった韓国には、人口減少で国家終焉という最後もある、という話

愛国心が現実を捻じ曲げた形で伝えてしまう韓国の場合、メディアがヤバいネタを掴んでもそのまま報道することはまずない。日本から見ればありえない解釈であっても、韓国はすごい、韓国は負けていない、な落としどころへ持っていく。
だから逆に、ストレートな数字が羅列される記事は愛国メソッドが持ち込めないほどマズいからそのまま配信、ということになる。
今日は、そんな韓国にとって都合の悪いネタが集まったので、まとめてみたい。題して「終わりいく韓国」だ。
最初はNNAの記事から始めたい。


【韓国】老いる韓国の製造現場、日本の3倍ペース
8/25(水) 11:31配信 NNA
韓国シンクタンクの韓国経済研究院によると、韓国製造現場の労働者はここ10年間で、日本の約3倍のペースで高齢化が進んでいることが明らかになった。
韓国製造業の労働者全体のうち、50歳以上が占める割合は2010年の15.7%から20年は30.1%と10年間で急拡大した。その半面、30代の割合は同35.1%から27.8%に、15~29歳も同21.6%から15.2%にそれぞれ縮小した。40代は同期間中に0.8ポイント低下して27.7%となった。
労働者の平均年齢は、11年の39.2歳から20年は42.5歳と3.3歳上昇した。同期間の他国の平均年齢の推移を見ると、日本は42.8歳で1.2歳上昇、米国は44.4歳で0.3歳上昇にとどまった。
このペースが続けば、26年には韓国労働者の平均年齢は44.9歳となり、米国(44.6歳)と日本(43.6歳)のいずれも上回る見通しだ。平均年齢の上昇率を比較すると、韓国は米国の11.3倍、日本に比べても2.8倍の速さだ。
一方、50歳以上の賃金増加率も若い世代を上回っている。労働者の高齢化は労働生産性の低下を招く半面、会社の人件費負担は増大するため、現場の活力もそがれるとの懸念が高まっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cde8e25def26ca404bce41c764e28f95553aa101


韓国では、製造現場の高齢化が止まらないようだ。この記事のポイントは「50歳以上が占める割合が2020年には30%を超えてしまった」で、これに加え2026年には労働者の平均年齢が45歳を超える勢いだという。
韓国は実質的に「45歳で肩を叩かれる」のが一般的な企業風土で、その為に会社を追い出されたオジサンたちが個人事業主としてチキン屋を始める、がオーソドックスな老後生活になっている。この点を考えると、あっという間に現場で働く人がいなくなってしまう、ということになるのだが・・・。

一方で、下の世代はサムスンや現代といった財閥企業や公務員の、いわゆる「ホワイトカラー」を目指し、大学までで技術を学んでいても土建などの現場作業を極端に嫌う傾向にあるという側面もある。楽に流されるのが韓国人なので、職業選択がその最たるものになった結果が、この記事のような現場に若い衆がいないという事態を生んでいるとも言える。
しかし、失業者が溢れる状況にあっても、現場を嫌って借金と失業保険を財資にして株や不動産投資をしているわけで、こんなに働きたくない人間ばかりでは国など成り立たないだろう。韓国の終焉は、とどのつまりこういう国民性だから起きると言ってしまっていいようにも思う。

しかも、韓国の高齢者についてはこういう指摘も出ている。
FNNの記事になる。


コロナ禍で悪化する世界の貧困 高齢者貧困率43%の韓国が世界一の高齢化社会へ【世界イッキ見】
8/27(金) 20:01配信 FNNプライムオンライン
年金など社会保障制度が脆弱な韓国では、高齢者の貧困率がOECD加盟国の中で最悪の43.4%に上っています。こちらはソウルを代表する観光地・インサドン近くの公園ですが、行く当てのない高齢者が大勢集まっています。
70代男性:「この付近には無料で食事できる場所がある。生る。新型コロナのワクチンはまだ打てていない」
また、ここには、貧困のため春に手を染める高齢女性も集まります。彼女たちはこちらの『バッカス』という栄養ドリンクを売りながら春を持ち掛けるため、「バッカスおばあさん」と呼ばれ、高齢者の貧困の象徴になっています。少子化が世界最悪のスピードで進み、2045年には日本を超える世界一の高齢化社会を迎えるとされる韓国。困窮する高齢者をどう支えていくのか、待ったなしの課題となっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a672fa60ffaf9b0610d1df958bd8569ef3bb3e80


日本なら、老後を豊かに暮らす為に若いうちは仕事をがんばり、貯金をして、というライフプランを立てるし、たいていはそれを誰もが果たしていくわけだが、韓国は違う。OECD加盟国ではワーストの「高齢者貧困率43.4%」が現実だ、がこの記事の内容になる。2人に1人は行きつく先が貧困とは・・・、まさにこれをヘル韓国と呼ばずして何と呼ぶ?だ。

まぁ、このデータで見えてくるものとしては、執拗に日本へ金を要求してくる元慰安婦や元徴用工の連中も、単に韓国人が守銭奴だからという背景からではなく、貧困に苦しんでいるという日本では報じられない別の事情もある、ということだ。朝鮮戦争時の在韓米軍への慰安婦経験を日本軍に強制連行されたと大嘘ですり替え、そこまでしてでも金をせしめようとしてきたのも、結局は韓国の高齢者には満足に生活する金がないからだ、と考えれば合点がいく。

その一方で、サムスンの李副会長は2兆円もの相続税の工面に四苦八苦している。韓国は2%のエリートが富を独占し、残り98%は重ねた借金を返済することもできず死んでいく、と例えられるが、あながち大げさな話でもないなと感じてしまう。

こんな悲惨な社会から目を背ける為に、愛国心が必要だということなのだろう。日本に勝ったとでも言っていなければ、韓国人は惨めな自分の人生に耐えていけない、そういう視点で高齢者貧困の記事を読めば、また一味違うものを感じることができるということか。

だからって、クズどもに同情などしないけどね。

悲惨な韓国の話は続く。
高齢者だけではない、出生率もとんでもないことになっているのだ。
ハンギョレの記事になる。


韓国、合計特殊出生率0.84でまたも最低値更新…世宗市が1位、ソウルが最下位
8/26(木) 8:29配信 ハンギョレ新聞
OECD加盟国で唯一の「0台」 「少子化対策予算」は明確な方向性見えず
昨年、韓国の合計特殊出生率(確定値)は0.84で、再び最低値を更新した。二人以上の子どもを産む世帯が大きく減少し、婚姻件数そのものが減っているためだ。毎年出生率の減少が続いているが、政府の少子化予算は依然として明確な方向性が見えないと指摘されている。
統計庁が25日に発表した「2020年出生統計」(確定値)によると、昨年の出生児数は27万2300人で、1年前より3万300人(10%)減少した。女性1人が生涯産むと予想される子どもの数を意味する合計特殊出生率は0.84で、2019年の0.92と比べて0.08ポイント減少した。2018年に初めて合計特殊出生率0.98で1を下回って以来、減少傾向が続いている。
世界的にも韓国の合計特殊出生率は最も低いグループに属する。2019年基準で、経済協力開発機構(OECD)加盟国38カ国のうち、韓国が唯一の0台の合計特殊出生率を記録した。出産経験のある女性の第1子の出産年齢も、韓国は32.2歳(2019年基準)で加盟国の中で最も高かった。
合計特殊出生率の低下の主な原因の一つは「第2子以上を産む家庭」の減少だ。昨年生まれた第1子は15万4000人で1年前より8.6%減少したが、第2子と第3子以上は10%台の減少率を示した。第2子は9万6000人で11.8%減り、第3子以上は2万3000人と12%も減った。
女性の出産年齢が高くなっていることも背景の一つだ。女性の年齢別出生率は40代前半で小幅増加したことを除き、全年齢層で減少した。特に20代後半の出生率(女性人口1000人当たりの出生児数)は30.6で、1年前より14.2%減り、減少幅が最も大きかった。30代初めの出生率は1年前より8.4%減少した78.9で、全年齢で最も高かったが、ここ5年間、急激な減少傾向を示している。2015年に116.7だった30代前半の出生率は、5年で32%以上減少した。40代前半の出生率は7.1で、1年前より1.6%上昇したことが分かった。
合計特殊出生率は全国すべての市道で減少したが、1位と最下位の合計特殊出生率には2倍の差があった。合計特殊出生率が0.64で最も低いソウルは、合計特殊出生率1.28で1位を占めた世宗市(セジョンシ)の約半分だった。全国17の市道のうち、合計特殊出生率が1を超える地域は世宗(1.28人)、全羅南道(1.15人)、江原道(1.04人)、忠清南道(1.03人)、済州道(1.02人)、慶尚北道(1.00人)の6地域だけだった。

毎年出生率が最低値を更新しているが、韓国政府の少子化予算は依然として「どんぶり勘定」だ。今年の政府の少子化対策と予算を見ると、少子化からかけ離れた事業も多数含まれている。「青年就業」を支援するという名目で一般産業技術人材や地域文化企画者、廃業予定の小商工人などに対する支援事業が少子化対策に分類される一方、プロスポーツ団体に対する支援やゲーム・マンガ産業育成事業も含まれている。今年の少子化予算は42兆9千億ウォン(約4兆400億円)で、昨年より7兆2千億ウォン(約6800億円)も増加したことが分かったが、少子化と関係のない事業によって水増しされたわけだ。
国会予算政策処は今月23日に発刊した報告書「少子化対応事業分析・評価」で、「全般的な社会環境を改善することは少子化現象に長期的には肯定的な影響を及ぼすことができる」としながらも、「政府が『少子化対策』として計画し推進する政策が、少子化現象に及ぼす影響が過度に間接的であれば、政策に対する社会的支持を獲得することはできない」と指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d53b59a7834c98585a531142a9de6dc80308f2fe


韓国の2020年の出生率が確定し、国全体では0.84となったという。OECD加盟国で断トツの最下位なのだが、それよりも衝撃的なのはソウルだ。なんと0.64という低い数値で、さすがにこの現実を愛国メソッドで変換することはできなかったようだ。

ちなみに、日本では人口維持に必要な出生率を2.07としているが、当然それをクリアできていないからこそ少子化対策が叫ばれている。しかし、韓国ほど低いわけではない。というか、韓国の0.84はあまりに低過ぎるし、ソウルに至っては廃墟へ向かってまっしぐらという状況だ。

韓国も少子化は長年の政治課題となっているが、ここまでの惨状になってしまっている背景には、経済状況の他に「男女の対立」という独特の国民感情もあるようだ。その為にまず結婚まで辿り着けない、だから子供なんか生まれるわけがない、という図式もあるようなのだ。
この件はJNNでも取り上げているので、こちらも紹介しておこう。


出生率世界最低の韓国 「消滅の危機」に対策は?
9/6(月) 19:12配信 TBS系(JNN)
出生率が去年、世界最低となった韓国。このままでは地域が消滅してしまうと危機感を募らせた自治体が、さまざまな対策に乗り出しています。
韓国の合計特殊出生率=ひとりの女性が生涯に産む子どもの数は、去年、0.84と世界最低となりました。急激な少子化や人口減少が懸念されますが、激しい受験戦争を勝ち抜くために「高額な教育費」が必要なうえ、「就職難」や「住宅価格の高騰」もあり、若者たちは子育ては厳しいと訴えます。
ソウル市民
「経済的な余裕が少しでもなければ、産むのは大変じゃないですか」
「住宅価格があまりにも急に上昇しているので、それが一番負担になります」
こうした状況を打開し、出生率の低下に歯止めをかけようと、自治体はあの手この手で対策に取り組んでいます。
記者
「あわせて600戸の住宅。すべて少子化対策のためにつくられています」
中部の忠清南(チュンチョンナム)道が力を入れているのは「家賃の補助」の整備です。

コロナ禍で結婚するカップルが減り、今年はさらに出生率が低下する見通しの韓国。安心して子育てできる環境の整備へ模索が続いています。(06日17:06)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca2cf3a7edea6decf7f4afbdbe8bfaae0297f37a


文在寅政権でも少子化対策は打ち出しているが、効果は全く出ていないということだ。
そもそも生活に余裕がなくて結婚ができない、という韓国民の声が集められているのがこの記事ではあるが、自分たちだけでもがんばって現状を打破しなければ、という気概がないあたりが実に韓国でもある。結局は他人任せ、それでは何も変わらないまま人口は減っていく、ということだ。

しかし、韓国は人口を気にする以前に経済破綻での終焉が現実的だろう。もちろん、人が減れば生産も消費も縮小する形になり、より経済発展を阻害していくだろう。明るい材料など何もない韓国に待っているのは「国の終わり」だけで、問題はその過程がどうなるか?なのだな。

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