R-06　薬漬けの生活をやめよう！

お医者さんから　ノドの手術を勧められる
お兄ちゃんは５才（年長）なあちゃん３才

『ワ～スゴイ　今月は一日も休まずに　幼稚園に行けたね。がんばったね　あっ　いけないこんな言挙げしちゃうと　又熱が出ちゃう。』
なんてみんなから言われるくらいお兄ちゃんは毎月　四十度近い高熱を出していました。喉が弱くてすぐに熱を出すんです。その度熱を下げる薬やら　ばい菌をやっつける薬やらを飲み続けるので胃の中が痛むし、口の中は口内炎だらけになるし　元気がなくなってしまいます。口内炎が治った頃　また喉が腫れて高熱を出します。これの繰り返し。
　そんなある日お医者さんが言いました。
『こんなクスリ漬けの生活をやめるために 喉の手術をしましょう。』
　その年はお父さんが中国にお仕事で赴任中だったので夏休みはお母さんと子供達の三人だけでお父さんの故郷新潟に行ったんです。いつ頃手術をするのかなんてことは　まだ全然考えていなかったのです。ところがそれからとんでもない事が起こって、急に手術をすることになりました。