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06 思い通りになんて機能しない

それが一発勝負の祭典の怖さ

 長野の雪不足解消の為に雪乞いをする必要があるかもしれないと言うと M氏がエストニアも雪不足だから おまじないの言葉があるのなら教えて欲しいと言う。日本語を覚える気があるのかと聞くと もう覚えたと自信満々に言うので期待して聞いたら 一言。
『もしも~し!』・・・アッ なるほど。

 成田から届くはずの荷物がまだ届かない。輸送課に問い合わせてもチンプンカンプン。結局荷物がどこにあるのかもわからず、翌日M氏自ら調査してみることになったので申し訳ないと謝るとM氏が言いました。
『アトランタの時の事を思えば長野はよくやってる方だよ。あの時は団長到着後も一週間15,000人規模で何も機能しなかったからね。』
そういう情報はM氏なりのさりげない労りか?
 M氏は若くてなかなかのイケメンだったので選手でもないのにあちこちで写真を撮りたがる人が続出していたようなのです。それを伝えると
『次回からは料金を取る。』
その言葉にすかさずお母さんが反応。自分がマネージャーをやると言い出したのです。取り分はフィフティー・フィフティーで!
残念ながらその後忙しくなってしまってこれは企画倒れに終わったようです。

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