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2-22 チューブだらけの姿で帰還したお兄ちゃん

ああ 痛ましい姿・・・

病室に運ばれて来た時 そのチューブだらけの姿に お母さんは言葉を失ったみたいです。それでも久々に見た穏やかな寝顔と静かな寝息にほっと胸をなでおろしました。

 腸の一部(3cm)が破裂してしまってその中身が外に出て腹膜炎を引き起こしていたのだそうです。お母さんは切除された部分を見せてもらったそうです。
 傷口は7cmくらあってその端っこの部分にはドレインというチューブが3本埋めこまれていました。

 生まれたばかりのナーチャンはこの時まだ2カ月でした。近所のお友達に預かってもらっていましたが慣れない哺乳瓶ではミルクを飲みたがらなかったようです。新潟からおばあちゃんが応援に駆けつけてくれました。
 
 お母さんはしばらく泊まり込みで看病です。

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