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7 何一つ保障されていない・・・それが野性生物の生きる世界

あとがき  ”ガンバレ 子ツバメピースケ ”

 これは私の飼い主さん一家が体験した実話です。
野生の生き物は自然に任せるべきだと この家族も知っていたと思います。でも子どもが拾ってきた小さな命をどうしたら良いのかわからず 育てたヒナをどうやって自然界に戻せばいいのか その方法についても何の知識もなかったと思います。だから想定される結末がいろいろとある中で 結果的にこんなにもステキな感動をもらえた事には感謝すべきですし それは本当に幸運だったのだと思います。

※その後ピースケがどうなったのかは確認のしようがありません。
野生生物の世界についての専門家の考え方:
野性の生き物は生きていく上で何一つ保障されていない。だからこそ その一瞬一瞬をまぶしいくらいキラキラと生き抜いていく。 

※※ ここで最後に シバイヌモモの調べたツバメのお話し:
・ツバメの鳴き声:チュリ チュリ ジュリリ-
  日本流の表現で言うと: 土食った 虫食った 口のなか 渋~い
  この最後の ”渋~い”は確かにそんな風に聞こえる気がします。
・体長はスズメよりちょっと大きいけれど体重は少ない(華奢)
・時速は35キロから50キロくらい
・寿命は2~3年
・高速で飛ぶことに特化された体形
・飛びながらエサを捕獲するし 飛びながら水も飲む
・オスの尾っぽは長ければ長いほどメスにもてるらしい。
・人間が育てたヒナを放野する時期は クチバシの周りにまだ黄色い部分が残っている時が良いとか。エサを上手く取れないヒナと分かれば若鳥達がサポートしてくれる可能性が高いからだそうです。

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