（8）”もういつ死んでもいいわ！”って？

夜桜は確かにホントきれいだったけど・・・

４月１８日　
は～い　みなさんこんにちは　ルーちゃんですよ。今日は私からのレポートです。
　あっという間に桜が咲いて・・・というかこの辺は　梅も桜もレンギョウもモクレンも水仙も　ぜ～んぶ　一緒に咲いちゃったんです。この間近くの大きなシダレ桜が満開になった時があってお父さんとお母さんと桜の花の写真を撮りに行ったり　夜になってからは　夜桜って言うんだっけ　ライトに照らされた桜も見に行ってきました。残念ながら　モモちゃんはお留守番でしたけど　ごめんね。
　もう何て言っていいかわからないくらいとにかく　とってもきれいだったの。お月様も出ていてそれが　え～と何というんだっけ　ちょっと　かすんでいて・・・おぼろ月夜・・それです　それ。うっとりしちゃったなあ。
　テレビを見ている時に天気予報の中で、桜の咲く時期の説明があったの、桜前線とかいうあれね。私の国にはないから不思議に思ってたんだ。でもその情報を見ながら桜の咲くのを待つ気持ち、だんだんわかってきたような気がする。でもねいくら桜がきれいでもわからないことが一つあるの。
夜桜を見ていた時なんだけど、隣にいた一人のおばあちゃんがこう言ったの。
『わ～　何てきれいなのかしら　こんなにきれいな桜を見られたから　私は　もういつ死んでもいいわ！』
これってどういうこと？　この気持ちはちょっとわからないなあ。

フフフ　お年寄りのこんな気持ちはルーちゃんにはわからないよね。でもね心配しなくても大丈夫。こういう場合この言葉には続きがあるんだって。何かの本に書いてあったよ　こんな風に：
私はもういつ死んでもいいわ、でも今日でなくてもいい！ってね。