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世界一贅沢な授業づくり!JICA教師海外研修(キルギス)#07 現地研修パート5
首都ビシュケクから、地方のカラコルに移動した次の日の1日です。
地方の学校を訪問!
朝起きて、食事をしながら、やはり空気が薄いよねという話題になりました。首都ビシュケクは、標高800mほどですが、この時滞在していたカラコルは1750mほど。まぁまぁな山の上です。なので、ちょっとダッシュすると、息切れが。
そんなカラコルの学校では、協力隊として派遣されいている方のいる学校を訪問しました。まずは、盛大な歓迎の会!玄関でのボルソックはもちろんのこと、教室に案内してもらい、歌や楽器、踊りを披露してくれました。また、谷川俊太郎の詩の暗唱などもあり、楽しみました。
その後、色々な授業を参観させていただきました。
家庭科の授業を参観
どこかの学校で見られたらいいなと思っていた家庭科の授業。見ることができました。キルギスでは、女子が家庭科、男子が技術の授業をするそうです。家庭科の授業では、ちょうど刺繍の授業で、絨毯のシルダックの模様を縫うところでした。
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女の子たちは、少し恥ずかしそうにしながらも、作業を教えてくれましたし、iphoneで写真を撮っていると、笑顔でピース!とてもフレンドリーな子達でした。
そして、男子は、別教室で技術加工をしていました。この時は、羊のくるぶしの骨に穴をあけ、紐を通して、首飾りを作っていました。馬具や革細工などもするそうで、いつも楽しみにしていると話してくれました。どこの国でも、男子は工作好き?
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英語の授業を参観
その後、英語の授業を参観させてもらいました。日本人が英語を教えることについて、どうなのか気になりましたが、日本人が英語を学ぶときにつまづくようなことが、ロシア語やキルギス語話者が英語を学ぶときにも同じようにつまずくということで、どこで躓きやすいかなどが理解しやすいとのことでした。協力隊の方は、たくさんの授業準備と惹きつける工夫をしていて素晴らしかったです。
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交流の時間
ここでは、こちらから準備していった発表や交流をしました。一つは、一緒に楽しむためにジャンボリーミッキーのダンスを練習していきました!教室の中にパンパンに人がいる中、そして空気が薄い中、一緒に踊ってわちゃわちゃしました。
二つ目は、桜の木に桜の花のカードをはり、満開の桜の木を作ることです。桜の花のカードには、好きな言葉などを書きました。キルギスの学生と、参加者自身のクラスの子どものカードも貼って、内容を質問しあったり、日本語を教えて書く体験をしたりなどしました。
三つ目は、満開の桜の木が完成したところで、花は咲くを歌いました。ロシア語でルビを振っているカードを用意して、日本語のように歌えるように工夫しました。やはり、日本に興味が有る子が多いので、楽しそうに参加してくれました。
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あっという間の訪問終了
あっという間に昼過ぎになり、2部制の学校も終了。子どもたちは下校していきます。お腹がすいた子は、お菓子を食べながら帰る子も。詳細がよくわからない粉の甘ーいお菓子をくれたので、一緒に食べたりしました。とんがりコーンは、キルギスでも指にはめて食べますw
あまり関われなかった子どもたちも声をかけてくれたりして、たくさん写真を撮りあいました。学校のことや家のこと、お小遣いがあるかとか、家のお手伝いはどれくらいするのかとか、授業で使えるネタはないだろうかと、かなりいろんなことを聞いて回りました。
ビシュケクへ
この日は、首都のビシュケクまで戻ります。その途中で、必ずよって食べないとだめ!と現地の人がいう、カッタマという美味しいものを食べ、ミルクタイプのチャイを飲んで、中央アジアらしい車窓を楽しみながら過ごしました。
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その後の世界遺産ブラナの塔も興味深かったです。まさにシルクロードに栄えた都市の唯一残る移籍で、塔の上から見た景色は最高でした。
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ビシュケクに到着
次の日は、最後の学校訪問とJICA事務所への挨拶など予定がパンパンだったので、この夜が買い物の最後!ということで、OVOPショップへ再訪(おかわり!)したり、地元のスーパーやドラックストアに行き、お土産を買ったり、教材になるものを探したりと自由時間を過ごしました。
自分は、びっくりするぐらい伸びるトイレットペーパーや、学校で使っていたノート、お土産のお菓子やチャイ(お茶)のパック、肉料理のシーズニングなどなど大量に買い込みました。
いよいよ次の日は最終日。慣れてきたところでの終盤ということで、寂しさ満点です。文字数も増えますね。このカラコルでの経験は、とても印象深いものとなりました!
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