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世界一贅沢な授業づくり!JICA教師海外研修(キルギス)#10 事後研修

事後研修

 事後研修は、オンラインで1回、集まって1回、報告会セミナーの実施となっていました。それぞれの研修の間が結構忙しく悩ましい時期でありますが、同時に現地研修を生かした授業を作ることができる素敵な時間でもありました。

オンライン事後研修

 現地研修が終わって、すぐ新年を迎えました。オンライン研修が20日後。内容は、指導案の検討で、事前にアドバイザーの先生に見てもらうことになっておりましたので、締め切りはもっと前。ということで、年始から指導案作成に取り掛かりました。 

 ただし、私の場合には、帰りの機内でおおよその構想が立っていましたので、波に乗って作成することができました。特にカードの作成については、たくさんの写真を見返しながら、「あーあれも楽しかった」「あれ美味しかった!」と思い出に浸りながら、楽しく作業をしていました。
 活用したのは、Canvaです。本当に便利ですね!こちらはまた別記事にしていきますので、ここでは割愛します。

 なんとか素案を作成し、アドバイザーの先生へ送付し、ご意見をいただきました。それを踏まえて修正し、オンライン事後研修へ準備しました。当日は、それぞれの先生方の指導案と教材について意見を出し合いました。小学校から高校までの先生方がいたので、いろんな視点での意見がとても参考になりました。

カードの作成

 指導案の作成と同時進行で、カードの作成をしていきました。家庭科の内容と異文化理解を合わせるということで、
 赤・・・住に関すること
 黄色・・食に関すること
 青・・・衣に関すること
 緑・・・文化などいろいろ
 灰色・・SDGsに関連するもの
と、色分けをして作成しました。実際の授業(本時)では、灰色のSDGsに関連するものについては、取り扱わなかったので、ジョーカーとしてゲーム性の向上に活用しました。

住まいに関することの赤カード
使いようはまだありそうな、グレーカード

カードゲームのルール設定

 ここが悩ましかったところです。事後研修でも揉んでいただいたところです。最初の構想では、トランプで大富豪をするように、ある指定の組み合わせになった時にポイントをもらえる形式にしようと思っていましたが、カードを作るにつれ、とっても煩雑で難しいルールになってしまうことを避けられないとわかりました。
 そこで、4色を揃え、かつ、入れ替えもOKというルールで、自分のベストセットを作るというルールでした。
 この辺りの詳細については、別記事にまとめますね。

集まって行う最後の研修

 オンライン研修を通過して、さらに修正、アドバイザーの先生とさらにやりとりして、準備しました。JICA札幌に集まり、久しぶりの再会をしました。
 この前に、クズルトゥー村のバイケに発注していた、ミニチュアユルタが届いていたので、JICA帯広で練習をして、札幌へ持ち込みました。

 この研修では、模擬授業を行い、改めて意見を出し合い、授業実践に向けてブラッシュアップを図りました。自分は、カードゲームを実際に体験してもらい、ルールについて、この後の感想や意見の交流について、その後の活動への繋がりについて、意見をもらいました。

いよいよ授業実践

 カードは完成させ、印刷、切り取り、角丸。。。地道に準備しました。家庭科室の環境も整え、単元スタート!
 実際の様子は、次の記事へ!

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