塩浜(しほはま)
塩浜
海浜の 鹵 地をけづり、●ならして 平 かならしめ、海よりうしほをくみて、これへまきかけ、よく日にかはかし、さらへにてかきならし、よくされたる時、桶へいれて水にたれ、其水を釜にうつして、松葉にてたく也。
海より 潮 をくむ。皆、女の所作なり。あるひは、所によりて、樋をかけて、潮を塩浜へ取もあり。諸国、海辺より多く塩出るといへども、播州赤穂の塩を名物とす。
『日本山海名物図会』の目次はこちら → 「日本山海名物図会 まとめ」👀
筆者注 ●は解読できなかった文字を意味しています。
新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖