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「そこまで知ってるってことがありがたいの」

わたしは「てあとろ50'」という早稲田の演劇サークル出身で同期が8人おり、わたし以外はすでにいわゆる「演劇人」ではないものの最高にかっこよく生きていて、大好き。この前久しぶりに6/8人が一堂(?)に会したら24〜26歳らしく結婚の話とか出ちゃって、あらあらまあまあと思うなどしました。

まあ結婚の話が出たかと思えば、最近恋人ができただのこっちは別れただのマッチングアプリはどうだの脱毛はここがいいだのと、雑に言えば若者らしいトークも当然繰り広げられる、そんな中、年的には1つ下のおっとりガールが高校生から付き合っている彼氏との恋愛について言及した際の言葉が、今日のタイトル。

「そこまで知ってるってことがありがたいの」

ええ〜〜〜〜愛……

そりゃあ死ぬほどの幸せを毎日感じるような恋愛ではないけど、相手のことをたくさん、そこまで知っているという状態が、恋愛として、「ありがたい」というようなことを言っていたのです。「ありがたい」!?すげ……境地かよ。と思った。昨日書いたようにわかりたがるという行為が必ずしも善きことではないということを今更なおさら考えているわたしには、この「ありがたい」という言葉が出てくるような恋愛が、というよりもコミュニケーションが、とってもとっても、幻のように煌めいて仕方なかったのでした。

やっぱ感謝だわ。感謝って大事なんだわ。親しき仲にもナンチャラなんだわ間違いないわ。わたしはもうハラスメントの応酬みたいな恋愛をした後だったので、打ちのめされました……あ、「ハラスメントの応酬みたいな恋愛」っていいね。いつかnoteのタイトルにします。

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