彼に父性を求めて失敗した話

今回はわたしが実際に経験して学んだ話。

ハウツーでもなんでもないただの恋愛失敗談ではあるけれど、ひとの失敗談は何事も非常に参考になったりするからここに共有しようと思う。

わたしは上京してすぐの18歳で20代半ばの会社員の彼と付き合っていた。
私が学生で十代だったのもあるけれど彼のことがすごく大人に見えて、彼の行動すべてに余裕を感じ全力で大好きだった。
本当に色々なところに連れて行ってもらったし
たくさんの経験をさせてくれて、今思い返しても愛情深い素敵なひとだと思う!

3年くらい付き合っていたのかなあ。
ふたりの関係がうまく行かなくなり始めたころに言われた
「俺はじゅりちゃんのお父さんではないよ」
という言葉が今でもずっと印象に残っている。
この言葉を彼からもらっていなかったら、今のわたしの結婚生活もはちゃめちゃになっていたに違いない。離婚していたかもしれないし、ていうか結婚なんて出来ていなかったかも。
とにかく、大切なことを気付かせてくれたひとだから本当に感謝している。

自分のトラウマや思い癖が原因で彼にとんでもないワガママ言ったり、わざと心配させて困らせてみたり、愛されているかどうか試してみたり。そういう女の子、わたし以外にもたくさんいるんじゃないかな。
それやってる限り、幸せにはなれないよ。
いつまでたっても居心地はずっと悪いまま。問題はいつだって自分自身にある。

ここから先は

1,286字

¥ 150

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?