M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS レンタルします 予習編
2024年3月15日、OM SYSTEMから1本のレンズが発売されました。それが
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
![](https://assets.st-note.com/img/1716811370722-jE7jJMQCof.jpg?width=800)
https://jp.omsystem.com/product/lens/zoom/mzuiko/150-600_50-63is/index.html
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
マイクロフォーサーズマウント用レンズ35mm判換算300-1200mmという超望遠というだけでなく、レンズ本体にも手ブレ補正機能を有し、テレコンを装着すると最大2400mmというスーパー超望遠ロマン砲に化ける代物です。
このレンズの発表当時はその焦点距離など色々と注目を集めましたが、後日販売価格が発表になってから潮が引いたように話題にならなくなってしまいました…🥲
OM SYSTEMで野鳥撮影している身としては発表時から非常に気にはなっているのですが、私も皆さん同様その価格に尻込みしてしまって手が出せなくなっています。それにぶっちゃけアノ価格ならもう少し頑張って60回無金利に手を出して150-400を…というのが正直な思い…(´ρ`*)ゴホンッ!! ンッ ンッ…
まあ、いつか誰か購入してレビュー投稿するでしょうと…
…
……ん?
………
………え?誰もレビューしないの??嘘でしょ???
うん、わかりますよ……
価格以上に魅力があればいいけど、PROレンズじゃないしアノ価格だしみんな慎重になるよね。誰かがレビューして価格なりのクオリティを担保してもらえたら安心するよね。プロカメラマンが撮影した作品もいいけどアマチュアが撮影した作品の方も参考にしたいよね。プロモーションを含む系YouTuberの言う事(略)。でも誰も人柱レビューしないよね。なかなかスタート切れないよね…
私もなんですよね…
MFTにとって近さは正義
現在私が所有している超望遠レンズはM.ZD300mmF4PROしかありませんが、過去には75-300mm、100-400mmも使用していました。結局のところ画質や解像度を求めていくうちにサンヨンへたどり着きましたが、オオワシやブッポウソウの撮影はテレコン付けても距離が足りません。
R5やα1のように画素数が高ければ多少小さく写ってもトリミングができますがOM-1は2000万画素。マイクロフォーサーズで2000万画素を実現させることは大変な事だとは分かりますが、現実問題トリミング耐性が無いのが玉に瑕。
ズイコーレンズの超望遠レンズではサンヨンが一番解像度や画質が良いとされますが、これ以上距離延長となるとこれまでは150-400mmF4.5PROしかありませんでした。
そこにこの春150-600mmF5-6.3というレンズが登場したわけですが、気になる点がいくつかあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716842893605-4Yht7S9CVP.jpg?width=800)
OM-1markIIと150-600mm
1.PROレンズじゃない
クリアな描写や収差のない高解像度やキレイなボケ感が特徴のPROレンズですが、150-600mmはその条件を満たしていないレンズです。しかし望遠端でf/6.3は個人的に魅力を感じます。
2.価格が高い
まさかPROレンズの300mmF4PROの価格を大幅に超えてくるとはね…
ただし物の価値観は人によって異なりますのでこれはあくまで私の主観です。主観です…。主k…
3.防塵防滴機構が頼りない
150-400mmF4.5PROがIP53相当に対し、150-600mmF5-6.3はIPX1。
これは製造メーカーの差が出ていますが、OM SYSTEMの強みである防塵防滴レベルからすると心許ない感じがします。ちなみにOM-1に装着できるパワーバッテリーホルダーは後付けなのにIPX3もあります。
4.重い
サンヨンが1,475g、150-400mmF4.5PROが1,875g、そして150-600mmF5-6.3はなんと2,065g
ベースとなったと噂されるSIGMA150-600mm F5-6.3 DG DN OSとほぼ変わらぬ重量のため、軽さが売りのズイコーレンズの中では最重量級です。OM-1との組み合わせでは2,664g、私が使っているパワーバッテリーホルダーもつけると2,906gになります。OM SYSTEMは軽量コンパクト手持ち撮影に最適と謳っていますがこれは普通に重たいです。女性やお年を召した方が振り回すのにはなかなかマッスルが必要ですね。
OM SYSTEMユーザーとして
上記の点を踏まえた上で、150-600はその情報以上に価値のある使って楽しいレンズなのか、その不安を納得させてくれるレビューがあまり見当たらないのが2024年5月末の状況です。価格ドットコムにもレビューがありません。販売開始されてもう二ヶ月以上になるのに…
と、言う訳で、現在はブッポウソウが飛来している季節なのでサンヨンとの撮り比べをするには丁度いいかなと思い、M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISをレンタルしてみることにしました。
この記事を書いた週末に使用する予定ですのでレビューはそれ以降となります。果たして情報以上の楽しさや価値を感じられるものなのか、できる限りの私の未熟な知識経験、拙い語彙力から伝えられたと思います。
それでは今日はこのへんで
│˙꒳˙ )ノばいばい
⟡.·*.··············································⟡.·*.
📷今回ご紹介したカメラ機材📷
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
OM-1, OM-1 markII用パワーバッテリーホルダー HLD-10
𝑵𝑬𝑾→YouTubeチャンネル
(チャンネル登録よろしくお願いします!)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?