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次男のMEES International School 入学後の近況① 「自分で学ぶ」を感じるMEESの毎日

いよいよ、次男が4月よりMEES International Schoolに入学(9月スタートの学校なので、1年生に編入)しました。

人数は少ないけど、それで大丈夫!

1年目の学校ということもあり、生徒の数は少なくて、全校で7名ほど。スタート時は5名でしたが、徐々に増えてきています。9月になるとさらにニューメンバーが増えるということで、楽しみです!

最近思うのですが、やはり小さい学校には小さい学校の良さってすごくあって、現在長男の通うTCS(東京コミュニティスクール)も全校で50名くらい(1学年9名定員なので、 9 x 6 = 54名が上限 )になりましたが、小さな学校の良さを保つには、本当に人数の少なさが必要だなあと思っています

もちろん少なすぎると不安になるところはあるのですが、少ない人数の学校には

  • 体験する学びにおいて、全員が体験できるだけの時間がある

  • 先生の一人一人のキッズへの理解の深さを担保しやすくなる

  • 紋切り型の学びをしなければいけない場面が少なくて済む

  • 必ず関わらないといけない人が多く、その中で人間関係を濃く学ぶことになる(トラブルにも向き合わないといけないので大変ではありますが)

など、いいところがいっぱいあるなあと思います。

MEESは複学年というよりは、今は全校生徒で2つくらいのアクティビティに分かれて活動しているというイメージです。

2nd floor で読書しているチーム、3rd floor で工作している人たち、あとはダンスをしたり、演劇をしたり、ミステリーサイエンスを学んでいたり、iPadで個別学習をしていたり。

先生の数も4月の頃から増えていて、STEM(science, technology, engineering,  mathmatichs)を担当する先生がよくきてくれるようになり、常勤の方も1人増えて、7名に対して常に2名以上は先生がいるなあという感じです。


次男の入学後の様子は…

TCSのプリスクールでは、「言語が得意」と評されて、逆に「イマジネーションのところが心配」と言われていた次男ですが、MEESでも同様に自分らしく頑張っています。

TCSプリスクールがフルイングリッシュだったこともあり、MEESの中でも最年少にして英語はかなりやれているよう。本人も自信がついてきているようで、「英語が得意!」がアイデンティティに刻まれつつありそうです

今日も、動画でピカチュウがアイアンテールという技を繰り出していたときに、

「アイアンテールはそりゃ強いんだよ。日本語で言うと、鉄の尻尾だからね!」と得意げに教えてくれました 笑

ただ、「想像して物語の絵を書いてね!」みたいな時は、相変わらず書けない時も。先生からも、「完璧主義なところあるよね」と言われています。


英語での会話に加えて、読み書きがスタート!

プリスクールでは、基本的には会話における英語がほとんどでしたが、MEESでは英語の読み書きがスタート。読書ツールはiPadのRazKids。紙の本もいっぱいあって、1日に10冊以上読むのがザラなようです。

この、RazKidsっていうアプリがすごい良くできていて、レベルに合わせて無限に本が出てくるんですわ。だから、毎日10冊読んでも、次の日には別の本が読める。実際に英語の絵本を買っていたら、メルカリでもそれなりに1冊あたりかかるので、このアプリはすごいですね。

ネイティブの発音を聞いてから、自分で読み、クイズに答える。クイズはいわゆる日本語で言う現代文の選択問題みたいな感じなんですが、大人でもめっちゃ勉強になるなあと思います。(1年間で125ドルのサブスクで契約ができるようです。共同利用だと安く使えるらしい…詳しくはRisaTさんの記事を参照)

これで知っている単語の数が劇的に増えていて、入学3ヶ月たって、高校1年の時の自分くらいは単語の理解がある気がします。発音ももちろんネイティブライクなものに。

writing もはじまっていて、毎週火曜日にある show and tell の用紙を自分で埋めたり、最近はアルファベットのキレイな書き方にも興味を持っているようで、そういうのもやり始めたようです。(どうやら公文式とかに行く必要は全然なさそうです 笑)


「自分で学ぶ」が当たり前になる

MEESの先生から毎日送られてくる次男の様子。10枚の次男の写真と、スクールの様子を写した10個の動画。(class dojo というアプリ経由です。)

すごく生き生きと楽しそうに毎日を過ごしているなあと思っています。

今は、生徒はほとんどが日本人ということもあり、英語の読み書きや、基本的な英会話を学ぶところにも多少リソースが割かれているように見えるけれども(先生は全員ネイティブか、準ネイティブ)、入学当初に比べるとキッズたちも英語でコミュニケーションを取る場面が大幅に増えていて(英語にまだ慣れていないキッズ向けに、放課後に英語力向上のインテンシブクラスも開校されているようです。)

これからは、よりモンテッソーリ ライクになっていくんじゃないかなあと思っています。

MEESに来て、一番いいなあと思うのが、自分で学ぶことを選んで、自分で学んでいるように見えるところ。(ここはTCSよりも顕著に感じます)

時間割が細かく決まっているわけではないので、その日に何を学ぶかというところ自体に、主体性が及ぶ余地があって、ある程度の選択肢の中ではあるけれども、自分で学ぶことを選ぶ。

だから、「勉強って教えてもらうものだよね」みたいな感覚がインストールされないところが、圧倒的に素晴らしいなあって思う。(これはもちろんTCSでもそうだと思うけど。)

自分の人生を生きるためのスキルを身につけることと、誰かの役に立つためのスキルを身につけることは、全然違くて、本当のモンテッソーリは、しっかり「自分で学びたいことを学ぶ」が根底にあるんだなあと思いました。

MEES インターナショナルスクールは、できたばかりでまだまだ生徒数も少ないですが、広い校舎で、各々が自由な雰囲気で学ぶラーニングコミュニティとして育っていると感じます

次男が、TCSに受からなかった時は少し落ち込みましたが、こうして新しい学校で学びを得ている次男を見て、自分も新しい勉強ができて、とても嬉しく思っています。

次回は、今回伝え切れなかったことと、初の保護者面談もあったので、その話もできたらと思います。

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