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みねのさんの感想文。

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本や映画などの感想記事まとめ。
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記事一覧

「劇場版 ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」感想。

 公開初日でポップコーン袋完売とか見込み甘過ぎだったんじゃないですか! ねぇ!?  公開初日は会社の宴会幹事だったので休めなかったみねのさんです。こんにちは。  本日お送りするのは「劇場版ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」の感想記事となります。  半休取ってバンドル付き前売り券を買い、ムビチケカードも通販。スポ根好きな母親を付き合わせての鑑賞です。  当たり前ですがネタバレ満載なので鑑賞予定の人は観たあとに戻ってきてね! 鑑賞前~グッズとパンフレット購入 席を予約

ブレイバーンという「時代」が過去に追いついてしまったね、というはなし。

――そのロボットの言動は私の意識を20年以上昔に連れ戻しました。  シリアス路線で始まったかと思いきや主役機・ブレイバーンがまさかのストーカー系スーパーロボットという「勇気爆発バーンブレイバーン」。  Togetterのまとめが流れてきたうえ「次に何が起こるか予想もつかないという体験ができるのでリアタイ視聴したほうが良い」という意見も見かけたので追いつく為にニコ生1、2話一挙放送を視聴しました。  確かにブレイバーンの言動は控えめに言ってキモチワルイし目を付けられたイサミ

映画刀剣乱舞―黎明―ネタバレ感想補遺(小説以外の公式書籍読了後)

 昨夜自分なりに渾身の感想書いてから関連書籍を斜め読みした後にとうとう力尽きてゲームとうらぶの日課もウマ娘の日課もデレステのエイプリルフールも終わらせることができずに寝落ちしました。  体力回復したのでTwitterで他の方の映画感想漁ったんですが、映画のスジについては辛口な意見が多く、また不満点も同じあたりに集中してるな、という印象です。  今回は初見感想を前提とし、関連書籍や他の方の感想を踏まえた上で新たな気づきや更なる感想を書いていきます。多分きのうより遥かに労力を

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映画刀剣乱舞―黎明―ネタバレ感想(外部情報ゼロ)

 こんばんは。きょうから映画刀剣乱舞の上映始まりましたね。私は前々から年休申請して前作(―継承―)を存外気に入った母と一緒にお昼頃の回を鑑賞してきました。  なお確実にグッズを購入するために始発で渋谷に行ったところ、誰もいない某劇場前で約二時間、酔っ払いの若者やサイレンの音に怯えることになりました(建物内に入り待機列先頭案内板の前に立って心底安堵しました)。  渋谷の某劇場は他より物販開始がかなり遅かったようで、新宿から流れてきたと思しきグループの「ここ人が少ないね」とい

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【感想】「孤島の鬼」にハマった私が各種コミカライズを読み比べてみた。

 電子書籍として買える「孤島の鬼」コミカライズ各種を読みました。  原作のあらすじや感想は下記に書いてあるので省略します。 ARIAコミックス版 最初に読んだコミカライズ。全三巻だけあって原作の筋書きをかなり忠実に追っているのですが、人体改造絡みの設定をまるっと変更しているので原作再現度は低めの評価です。  孤島で行われていたのは不具者製造ではなく不死の(人間)殺人兵器の研究、秀ちゃん吉っちゃんは人造の結合双生児ではなく鉄の枷でくっつけただけ、ってのは流石に無理がありすぎ

【感想】「孤島の鬼」を読んでみた。

 江戸川乱歩の長編作品「孤島の鬼」を平日なのに徹夜で読み切ってしまった。  過去に一読済みで話の筋は知っているハズなのにどうしても中断できず、気がついたら夜が明けていた。 主人公は小悪魔系? そもそものきっかけは大須賀めぐみ氏作「マチネとソワレ」の宣伝ツイートだったのだが(この漫画じたいとても気になる)、ツイートで公開された範囲で引っかかったのが「小悪魔系カワイコちゃん・蓑浦」。  え? 「孤島の鬼」の主人公ってそんな感じだったっけ……?  初読のとき、私は例の洞窟のシ

フィールズ・グッド・マン感想(未完)

 先週の土曜日、渋谷のユーロスペースで「フィールズ・グッド・マン」のトークショー付き回を鑑賞してきた。  カエル好きのマット・フューリー氏が生み出したお気楽弟ポジなカエルのペペがいかにしてインターネット・ミームに「祭り上げ」られ人種差別のヘイトシンボルと化してしまったかを印象的なアニメーション交じりで巡るドキュメンタリーだ。  トークショーで制作陣が「ぺぺはあまり日本では知られていない」と言ったとおり、私も映画を観る前日にBuzzFeed Japanの記事で知ったぐらいだ