暮らしに小さなともしびを

キャンドルが好きです。
いい香りのするものも好きです。

というわけで、
そのどっちも持ってる
アロマキャンドルが好きです。

最近は、
ライトの熱で温めて
火を出さずに香りだけ立てることの
できる安全で便利なグッズも
あるようですが、
私はやっぱり炎が見たい。

炎が静かに燃えているのを、
ただ見ている時間が好きなんです。

海の波を飽きずにいつまでも
見ていられる感じに似ています。

“ 炎が燃えるのを見る ”って、
ありふれているようで
意外と非日常だなと思います。

キャンドル以外では、
わざわざキャンプに行ったり
焚き火しないと見れないですもんね。

なんだかとてもリラックスできて、
身体と心に
ゆっくりと元気が溜まってくるのが
わかります。

聞くところによると、
不規則に揺らぐキャンドルの炎には、
『1/fゆらぎ』のリズム
(小川のせせらぎや心臓の鼓動など、
人間が心地いいと感じるリズム)があり、
また、燃焼する際に発生する
微量の水分からは、
なんと森林や滝から放出される量を
はるかに上回るマイナスイオンが
放出されているんだとか。

知らないでやっていたけど、
ちゃんとこういうものがあったんですね。

なんとなくむしょうに
「あれ食べたいなあ」
と思うときって、
実はその時の自分の身体に足りなかったり
欲している栄養が含まれているものだったり
したことがあとからわかる時がありますが、
それに近い感覚でしょうか？

なんとなくの感覚でも、
ちゃんと意味があるんですね。

キャンドルのワックス(ロウ)にも
いろいろな種類があって、
だいたい石油由来の
パラフィンワックスが一般的です。
特別な表記がなければこれになります。

その他には
大豆から生まれた自然素材の
植物ワックスで自然環境にやさしく、
低温でゆっくりと燃焼するため
燃焼時間が長いソイ(大豆)ワックスや、

蜂の巣を形作っている動物性のロウで、
天然成分のため狭いお部屋の中でも
安心して使え、炎を吹き消しても
嫌な臭いがないビーズ(蜜蝋)ワックス
などがあります。

お値段も、
ワックスの種類や大きさによって
ピンキリです。

たとえばこの、

アシュレイ&バーウッド
The Scented Home ティンキャンドル

この缶１個で1400円(税別)です。

一見、
「ロウソク１個に1500円！？高っか！」
となると思います。
私も買ってみるまではそう思ってました。

けどこれで、
燃焼時間にすると約35時間ぶんありまして、
使ってみると35時間てかなりあるんですよ。

ちなみにこの写真の缶の香りの
「モロッカンスパイス」が、
私かなり好きな香りだったので、
(今の季節にぴったりの、暖かみのある甘い香り)
もう購入してから３ヶ月
毎日ではないにしてもけっこう使ってるんですが、
まだ半分近く残っていてなかなか
なくならないです。

かなり長く使えるので、
そう思うとけして高くはないなと思います。

ちなみに、缶タイプかなりいいです。
ただ蓋を開けておくだけでも、
小さな部屋ならいい香りでいっぱいに
なりますし、
火を消すにもフッとしなくても
蓋をカパッと閉めるだけで消えます。

でも、より炎や光を楽しみたいときは、
やっぱりキャンドルホルダーです。

燃え進むごとに
ガラスを通して揺らめく光や、
下に反射する光が表情を変えていくのは、
いつまで見ていても飽きない。

使うときのコツは、
いちど火を灯したらキャンドルの表面が
まんべんなく溶けるまで
(大抵のキャンドルは１時間前後)
火を消さないほうが、燃焼効率が良く
長持ちするとのことです。
短い時間(5～15分)の使用を繰り返して
いると、中心のロウと芯ばかりが溶けて
減っていってしまうので、
外側だけが溶け残ってしまって
やがては使えなくなってしまうそうです。

私も使うときは、
端っこまで平らに溶けるまでにしています。

あと、
キャンドルホルダー(グラス)に
溶け残ったり、床などにこぼして
固まってしまったロウは、
ドライヤーの温風で温めると
また熱で溶けてやわらかくなるので、
そこをすぐにキッチンペーパーなどで
拭き取ると、つるんときれいに取れますよ。

夜寝る１時間くらい前に、
部屋の照明を落として
いい香りをかぎながら
炎がゆらゆら揺れるのを見ていると、
そのあとすっと眠れます。

とってもおすすめです♪
(くれぐれも火には気をつけて！
長時間使用する場合には換気にも！)

その他のアシュレイ&バーウッド。

FREESIA&ORCHID(左)は、
華やかだけどひかえめなお花の香り。
ENCHANTED FOREST(右)は、
森林浴のようなさわやかな緑の香り。

左側の小さめの４つの缶は、
ソイワックスのキャンドル。