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【新卒1年目】aws認定SOA合格体験記

はじめまして。2021年4月にIT系の企業に入社したmomaと申します。

2021年6月にaws 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト(SOA)に合格することができました。

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注意:私が合格したのは今後旧バージョンになるSOA-C01です。SOA-C01は2021年7月26日まで受験できるバージョンです。2021年7月27日からは新しいバージョンのSOA-C02という試験に切り替わります。
新試験であるSOA-C02の詳細はこちらこちらから。

また、新試験のSOA-C02では試験ラボという実技の試験が追加されるため、本記事はそれほど役に立たない可能性がありますがご了承ください。

SOAとは?

SOAとはAWS でのデプロイ、管理、運用に関する知識を問われる資格であり、Associateレベルに位置する資格です。

公式HPの説明

AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト試験は、AWS でのデプロイ、管理、運用に関して少なくとも 1 年以上の経験を持つ、システム運用を担当するシステムアドミニストレーターを対象としています。

それぞれの資格の位置付けは以下のようになっており、今回取得したのが枠で囲った位置の資格です。(参考にした図

aws_資格マップ

もともとのITスキルは?

大学では生命科学を学んでいて授業でPerl、Python、Rを少し触った程度の知識しかありませんでした。

ただし、2021年の3月と4月でaws認定のCLFとSAAを取得したので少しだけawsの知識があります。

知識の程度をうまく説明するのは難しいですが、とりあえず主要なawsのサービス名を言われれば「あのサービスね」とわかる程度です。(主要なら)

CLFとSAAの合格体験記はこちらになります。

なんで取るの?

理由は2つです。

1. 会社へのアピールのため
2. キャリアのため

1. 簡単に言えば達成できそうな目標をさっさと達成して、会社が決めた評価基準を早めに満たしておこうというだけです。

現在OJTを行なっており、毎日新しい知識に触れる日々は楽しいのですが、すぐに理解できない知識も多くスムーズにいきません。そのような中で求められる結果をスピーディに出すのは難しいです。
ただ私の会社では1年間で取得すべき資格の目標が新卒に課せられており、そちらの目標ならば業務と違い、合格体験記や試験の参考書などのこれまで受験した方が整備した「知の高速道路」を走るだけで目標を達成することができます。
そのため、まだまだ売り上げに貢献できない自分がいま何をすれば会社は評価してくれるのだろう、という考えから資格取得を目指しました。
ただし、会社から課せられた目標は満たすべき最低限の目標なので、これから業務で貢献していこうと考えています。

2. 簡単に言えば、資格を取得することで自分に箔をつけたかったからです。

資格は実際のスキルの証明になるかと言われれば全くそんなことはないと自覚しております。
ただ、資格はその分野の重要な知識や考え方を効率よく学ぶことができ、学ぶ姿勢を証明してくれると考えています。
その点から、自分の持っている知識や姿勢を他の人にもわかる資格という形で保有することは自分の目指すキャリアに繋がると考え、資格取得を目指しました。

勉強期間は?

ざっと1ヶ月半です。5月の中旬から勉強を始めましたが、がっつり問題集に取り組んだのは受験2週間前です。

勉強教材は何を使った?

以下の3つです。

どんな流れで勉強した?

初めにawsのデジタルトレーニングを受けて問題文の重要ポイントや主要サービスについて学んだ後、ひたすらUdemyの問題集とBlack Beltを往復していました。

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初めに以下のデジタルトレーニングで試験の概要について学びました。

こちらはawsが無料で提供しているデジタルトレーニングです。

内容は以下のようにSOA試験はどのような問題のタイプが出題され、どのようなサービスが重要なのか、そして問題文のキーとなる言葉は何かなどについて学ぶことができます。

・試験手順に関する注意事項を確認する
・試験の構成と問題のタイプを理解する
・問題が AWS SysOps の概念にどのように関連しているかを見極める
・試験問題で出題される概念を理解する
・AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト試験の勉強のために時間を取り分ける

90分字幕の動画ですが、こちらを見てからUdemyの問題集に取り組むと問題文のキーワードがわかるようになるので、効率的に学びたい方におすすめです。

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次に以下の問題集で多くの問題に触れました。

難易度が本番より高いので心が折れそうになりますが、解説の量が多く、80%~90%の正答率になれば安心して受験できるのでおすすめです。

私は1回目の正答率が40~50%で心が折れそうになりました。SAA合格してもSOAはまた別なんだなあと感じていました。

勉強方法として、わからない問題やなんとなく選んだ問題は見直しマークをつけて後から解説を読み、理解できなかったらBlack Beltクラスメソッドさんの記事を読んでいました。

この問題集の解説を読んで、納得するまで調べる時間が最も時間がかかりますが重要だと感じています。

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Black Beltの資料は神資料なのでぜひ目を通すことをお勧めします。

Udemyでわからない問題、理解できていない問題があれば必ずBlack Beltを読んでいました。動画を見る時間がなかったので基本PDFを読んでいました。

Black Beltの資料になくても検索すれば各サービスのQ&Aにあったりするのでそちらを読む機会も多かったです。

今回の試験のために読んだ資料は以下です。

・Amazon CloudWatch
・AWS CloudFormation
・AWS Service Catalog
・AWS Systems Manager
・AWS Organizations

本番はどんな感じ?

試験会場:府中のピアソンVUEで受けました。

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身分証明:運転免許証とパスポートを提示しました。

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問題の所感:

65問中、確実に正解したと思える問題が38問。消去法で2択まで迫ったものが20問。何にもわからない問題が7問ありました。

問題文中のキーワードを見抜くのがやはり重要だと感じました。SOAのデジタルトレーニングを受講してよかったです。

時間に関しては全問題を2周して20分余りました。
2周目はかなりゆっくり見直しましたが、キーワードを見抜く視点で見るとぱっと答えられる問題が多かったイメージなので時間が余ったのかなと感じています。

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合格発表:

試験後にアンケートに答えるとその場で合格の文字が発表されました。

帰り道の途中で本当に合格したのかこれまでの試験で不安になることがあったので、5回くらい合格の文章を読んで目に焼きつけるのが精神安定のためにおすすめです。

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まとめ

これまでの学習と違って、awsが提供しているデジタルトレーニングを受講したことが今回の合格に大きく役に立ったと感じました。

改善点として、Black BeltのDirect ConnectやAuto Scalingもしっかり見ておくべきでした。

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最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ネットに落ちてるSOAの合格体験記はSAAやCLFと比べると少ないですが、ぜひ私の体験記が少しでも他の方の力になれればと思います。

それでは。

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