男社会が男を苦しめる
被害者が年々増えているのもそうですが、おそらく今まで顕在化していなかったということもあると思う。
また、ちょっと前の記事だけど
政府もようやく重い腰をあげたようで。
これは朗報。
とはいえ、この手の記事を見ると「ほら、男だってこんな目にあっているんだぞ!」と「男性・女性のどちらが『かわいそう』か」合戦が見られる。
が、ちょっと待ってほしい。
ここにあるように、実は女性より男性の方が、「男は男らしくあるべきだ」という意識が高いんだよね。
男らしくってのは、あれだ。
・男なら泣くな!
・男なら弱音を吐くな!
・女みたいにめそめそするな!
・強くなれ!
…こんな感じ?
つまり、今まで男性被害者が顕在化しなかった理由に「男性自身が弱者男性を助けようとしなかった」ということ。
「弱音を吐くな!泣くな!」と、まさに自分たちの首をしめてきたんじゃないかと思っている。
以前書いた内容で「男は『女性らしさ』を受け入れない」と言ったけれど、まさにそれが弊害となっている気がする。
どうしてもネット上だと「フェミニストvs.弱者男性」みたいになりがちだけど、実際の状況を考えてほしい。
・女性活躍推進法…政治家(ほとんど男)が作っている
・女性専用車両…責任者である鉄道会社の偉い人はほとんど男
・レディースデー、レディースセット…経営者、管理職、責任者ほとんど男
この世のルールはほとんど男が作っており、責任者はほとんど男ばかりなのに、なぜそういったルールを作った男性をせめないのだろう。
女性に言っても変わらないと思わない?現実に権力のある女性ってほぼいない気がするんだけど。
話がそれた。そんな感じで(どんな感じだw)いわゆる「権力者」と言われる男性は、結局弱者男性に見向きもしてこなかった。
女の敵は女というけど、男の敵だって男だと思う。
少しでも「女性らしさ」を受け入れたら、男が「おんなみてーに」泣いて受け入れられる社会になったら、男性の自殺率も減るんじゃないかと思っている。
多分権力者にとって女らしさなんて一つも必要がないので、受け入れられないのだろうけど、立場の弱い男性は少しでも「おんなみてー」な言動でも受け入れられる社会になったら生きやすくなるのではないかと思っている。
あまりまとまりのない投稿になったけどこの辺で。