SKAdNetwork: DSPによるテストで分かったこと

AppleによるIDFAの撲滅とSKAdNetworkの導入が、アドテクノロジー業界全体にどのような影響を及ぼすのかについては、まだ十分に知られてはいません。

私たちは、iOS14以後の広告の世界において機械学習こそが、高いROIの成長への道を開くと信じている事は既に述べましたが、他にも私たちがこれまで取り組んで来た事や、これまでに分かった主要なトレンドを共有することも価値があると考えています。

AppleによるiOS14の発表後すぐ、MOLOCOのチームは、業界にポジティブな影響を与えることを狙ったソリューションの発明に焦点を切り替えました。

MOLOCOはSKAdNetworkのポストバック受信を可能とし、この機能をサポートする最初のDSPの1社となることを発表でき、大変喜ばしく感じています。ここでは、いくつかの重要なポイントをご紹介します。

● 現在、iOSにおける入札リクエストの約0.3%がSKAdNetworkをサポートしており、この割合は日々増加を続けています。

● これに呼応し、実際のトラフィックからのポストバック量はまだ極少数に限られます。

● 入札リクエストは複数の広告エクスチェンジ (SSP) から来ており、その中にはFyberやMoPubなどが含まれています。

● ポストバックはユーザーのデバイスから送られています。

● パブリッシャーID (配信先媒体情報) は今のところポストバックには含まれていないようです。これは、ポストバックの量が少なく、またAppleは一定のプライバシー閾値が満たされた場合にのみこのパラメータを提供すると述べていることに寄るかも知れません。私たちは今後もこの問題を注視していきたいと考えています。

例：トラフィックからのポストバック＜匿名＞
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”パブリッシャーが最新のSSP SDKを実装したアプリのアップデートをリリースし、ユーザーがダウンロードする必要があるため、SKAdNetworkの市場展開はまだ初期の段階にあります。しかし、iOS14とSKAdNetworkの世界の為のエコシステムが徐々に出揃い、かつプロセスの全体がうまく機能していることについては、とてもポジティブに捉えています”（by Ikkjin Ahn: CEO)

MOLOCOでは、常に変化する環境に適応し、指標に関わらずお客様が成長目標を達成する為のテクノロジーを提供する事を最優先事項としています。

SKAdNetworkのポストバックを受信する機能に加えて、IDFAのないトラフィックに対して広告を配信して成果を出す為に、特別に設計されたLATターゲティング機能を使用して、既にお客様のキャンペーンで成功を収めています。

高度な機械学習を備えたMOLOCOの製品群については、私たちの機械学習と広告パフォーマンスの専門担当者にお問い合わせください。