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ヒューマンエラーとシステムエラー

仕事をしている大半の人は組織の中で働いていると思います。
組織を運営している人もいれば、従業員として働いてる人、フリーランスでその都度多様な組織と連携を取っている人、様々です。

要は、働く=誰かとコミュニケーションが生まれるということ。
その中で必ずといっていいほど勃発するのが人間関係のもつれです。

思い返してみると、こんなことが職場や仕事上の人間関係でありませんか?
「〇〇さんって仕事遅いし、できひん人やわ〜」
「〇〇さん、自分の話し方が上から目線になってること気づいてないよな〜。」
まあほんとに、色んないざこざがありますよね。仕方ないです。100人いたら100通りの価値観があるんで。
ただ、それによってめちゃくちゃイライラしたり、職場へ行くのが憂鬱になったりすることも事実です。みんな価値観違うんやから、だけでは割り切れないこともあるかもしれないですね。

これはまたもやキングコングの西野亮廣さんの完全なる受け売りで大抵のことはシステムエラーで説明できるってことなんです。

もう少し詳しく説明していきますね。

例えば、上記であげた「〇〇さん〜…」というのはヒューマンエラーとして位置づけているんです。だから、特定の人の能力や特性を否定するという構図になっていてこれだと人間関係の溝は溝のままです。

それをシステムエラーとして捉えるとどうでしょう?

「もう少し作業効率が上がるようにマニュアル化できていないのが問題だ」
「自分の発言を気づけるような振り返りのプログラムを社内で導入しないと」
といった感じで置き換えられます。

そうすると、自分が「〇〇さんがいつもこうだ!」とイライラしていたことも落ち着いて次の打ち手を考えることができます。

一つ気付いたんですけど、「〇〇さんはいつもこうだ!」とイライラすることって価値観の押し付けなんですよね。客観的にその人が明らかにできていないことでも、本人の価値観の中ではできているかもしれないので。

価値観の押し付けは、コミュケーションにおいて何も良いことを生みません。親が子へ、カップル同士で、組織の中で…どのパターンでも。

「〇〇さんはいつもこうだ!」という呪いにかかっている方は是非、システムエラーに転換して今一度体制から見直してみてはいかがでしょうか。

あらざっした。


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