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あの転機があってよかった、と今なら思える・・・けど。

こんにちは!
翻訳者/英語コーチの阪東万里です。

自己紹介などでも書きましたが、私の人生には、英語学習に大きな影響を与えた転機が2回あります。

ひとつは、夫の仕事の都合でニューヨークに引っ越したとき。

英語は好きだったし、海外に住むのは面白そうと思っていたのですが、行ってみると、思った以上に英語が通じない・・・。それ以上に文化や生活、ルールの違いに打ちのめされました。

正直、「こんなところ嫌だー!早く帰りたい!!」とウジウジしていた時期もあります。キラキラ輝くマンハッタンを歩く人みんなのことをうらめしいと思っていた時期もあります。

でも、この時期があったから、もっと英語が通じるように学び直そうと思ったし、キャリアについても考え直すことができました。

もうひとつの転機は出産です。

もちろん子どもが生まれたのは嬉しかったし、楽しいこともたくさんあります。でも、特に1歳になるまでは睡眠不足やら不安やらでヘロヘロでした(まあ、今もヘロヘロですけど)。

そんな中、英語学習が私の心の栄養になりました。あらためて、私は英語が好きなんだと気づき、英語学習を通じてだれかの毎日を豊かにするお手伝いができたら、という英語コーチとしての目標もできました。

こんなふうに後から考えると、ウジウジめそめそしていた時間も含めて必要だったのかもしれない・・・と思えることがあるんですよね。

ただ、しんどいときに「後から振り返ったら、いい思い出になるよ」的なことを言われても、本当にしんどいときはどうしようもないですよね。でもこれ、育児関連で言われること多くないですか?私は娘の新生児期、「今!今つらいんだよ~!今解決したいのよ~!今すぐ寝たいのよ~(泣)」って思っていました。

だから今「しんどいなあ」って思っている方に、「後から振り返ったら、いい思い出になるから、がんばれ!」みたいなことは言えないですし、私が何か解決できるわけではないのですが。

しんどいという気持ちも、ウジウジしてしまう自分も、否定せずにいてほしいと思います。そういう気持ちから何かが生まれることもあります。「こんなことで弱音を吐くなんて!」とか思わなくていいのではないでしょうか。

そんなことを考えながら今日も、1時間以上かかる娘の寝かしつけに挑もうと思います・・・。



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