40代MBAサラリーマンサブ3ランナーが教える「超効率的サブ3実現法」-21

まだまだあるレース前のルーティン

レース前のルーティンについて、これまで「餅ローディング」と「足首固定テーピング」の記載をしました。それ以外でやっていることがまだまだあるので、引き続き書いていきたいと思います。

こうやって文字に表してみると、結構こだわってやっているんだなということを改めて思い知らされます。登山などでも言われることですが、レース前からレースは始まっていて、スタート地点に立った時にはすでに50~60%ぐらい(もっと?)結果が決まっている気がします。

それぐらい準備や事前のルーティンが大事であるということを感じます。

事前の水分補給は経口補水液で行う

レースまでの水分補給についてですが、レースの前日の昼ぐらいから口に入れる液体は基本的には経口補水液のみとなります(後述しますが、前夜にそれ以外も飲みますが・・・)。
有名どころは大塚製薬の「OS-1」ですが、それ以外のところからも出ているので、手に入りやすい、そして、飲みやすいものを準備頂ければと思います。
※私は近所のスーパーでいつも安く売っている明治の「アクアサポート」を飲むことが多いです。

経口補水液は、熱中症予防などの用途として、特に身体に水分を取り込みやすい飲み物ということ販売されています。餅ローディングで炭水化物を身体にため込むのと同時に、この経口補水液で水分も身体にため込み、レースに備えるようにします。

レース前日は、無理にグビグビ飲むわけではなく、食事の際やのどが渇いた時に経口補水液を飲む、という風にしています。

レース当日は、朝起きたときに500mlを1本飲みます(朝食の餅と共に)。そして、500mlのペットボトル2本をバッグに入れ、レース会場に向かう道すがらでちびちびと1本飲み、最後の1本はレース直前までちびちび飲んでいます。「少量頻回」という飲み方をいつもしています。

それだけ飲んで「トイレは大丈夫?」と心配されると思います。

もちろん、水分を取っている以上、レース前にトイレに行っておくことは絶対ですが、飲みすぎてトイレが近くなって、レース中にトイレに行きたくなる、ということはありません。それだけレースで水分を消費するので、レース前に出し切っておけば、後は汗として消費されるのだと思われます。

トイレはできる限り余裕をもって済ませる

トイレの話と紐づけると、トイレを余裕をもって済ませることもレースの前準備としてとても重要な要素です。なので、レース会場には早すぎるぐらい余裕をもって入ることも重要になります。9時スタートのレースであれば遅くとも2時間前。できれば2時間半前にぐらいに入っておいて、まだ空いている更衣室およびトイレでゆっくり準備するようにしたいです。

スタート前の余裕がレースの内容に確実に影響しますので、今後のコロナ後のレースがどういう感じになるかわかりませんが、超混雑した更衣室、長蛇のトイレの列にイライラしないよう、スタート直前までバタバタしないようにすることは大切です。

近所のレースであれば始発で向かうのが基本

その為にやることは、当然早く起きることです。私は横浜在住ですが、私が出ているほとんどのレース(茨城県や荒川河川敷などが多いです)が始発で出発になります。始発でギリギリになるレースは、前泊します。とはいえ、これまで前泊して参加したレースは、「さのマラソン」と「別府大分毎日マラソン」のみです。別府大分毎日マラソンはそもそも前日に申し込みが必要なのでそもそもオペレーション的にも前泊必須ですが、ほとんどは始発で対応可能です。

そして、2時間半までに会場に入るということは必然的に問題ないと思いますが、レーススタートの4時間前までには起きるようにしています。頭も身体も完全に目覚めた状態でレースに臨むにはこれぐらいの時間が必要だと思っています。

早起きするためには当然早く寝る必要があります。

我慢せずに飲む

私のルーティンで、周囲の方にいつも驚かれますが、普通に気にせず飲みます。がぶ飲みはしませんが、大好きな「麦とホップ」の350mlを2本ぐらい飲みます。これは正直、人それぞれだと思いますが、いつもと違うものを食べて、いつもよりも圧倒的に早く寝て、早起きして、といういつもと違う動きをすると、それなりに身体にストレスがかかると思っています。

私の場合はせめて1つだけ我慢しないことを決める、という観点で「麦とホップは飲む」としています。好きなんだし、飲みたいんだし飲む。その方が結局、ストレスなく寝れて、翌朝も元気です。でも、これは真似しないでください(笑)。
ちなみにフルマラソン自己ベストを出した2018年2月の別府大分毎日マラソンの前日は350mlを3本飲みました。。。

あまりに周りに「あり得ない」と言われるので、最近は前日の晩に飲まずにやるように心がけていますが、正直私にはあまり変わらなかったです。

全部が全部、無理する必要はない

逆に無理に我慢することで、中々眠れず、明け方も早く目が覚めすぎて、疲れが残るというケースもあるので、これは自分に合うやり方を試してもらうので良いと思います。

体質にもよると思いますが、私の考えは、レース前1か月は飲まない、など「無理して」我慢するぐらいであれば、普通に飲んで、その分しっかり練習すればいいと思っています。もちろん、無理せずできるならそれに越したことはないと思います。

最後の内容は、頑張ってアルコール断ちをされてる方には、色々なご意見を頂きそうですが、我慢するストレスと当日のパフォーマンスのトレードオフなので、納得感のある方でやる、というのが一番だと思います。

前回も書きましたが、結局は一番自分にとって自身の身体にいい勘違いをさせられるルーティンは何か?を探すことだと思っていますので、「これがしっくりくるな」と感じるものを探索し続ける、ということが私なりの答えかと思っています。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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