40代MBAサラリーマンサブ3ランナーが教える「超効率的サブ3実現法」-14

引き続き、日常生活で意識していることを挙げていきたいと思います。

階段を常にトレーニングを意識して上る

日々の通勤や客先に行く時の移動の道中において、できる限りエレベーターやエスカレーターを使わないようにして、いつもあえて階段を使う様にしています。
健康を意識されている方であれば、そのようにしている方も多いと思いますし、これ自体それほど珍しいものではありませんが、その時もできる限りトレーニングの要素を意識してやっています。

例えば、階段を上るときはできる限り太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋に負荷がかかるように上っています。もっと負荷を上げたいときはあえてしっかり確実に1段飛ばしをしたり。
バカみたいに思われるかもしれませんが(笑)、トレーニングじゃない普段の行動がトレーニングになれば、とても効率的だなと思っており、目の前に階段が現れた、「よっしゃ、トレーニングだ」と思いながらやってます。

日常でも走る

もう一つ、これは正直、あまり感心できるものではありませんが、マラソンを始める前からずっと、結構通勤時に家から駅まで走ることが多かったです。
これは、私の性格が何でもギリギリに合わせてしまう(良くないのは分かっているんですが)傾向があり、結局歩いていると電車に間に合わないからダッシュする、というケースが多く、何気にこれが自分にとってのデイリーのトレーニングになっていた(なっている)気がしています。

ここ最近はそうならないように気を付けていますが、5年ほど前は、もうそれを逆手に取ってしまおうと思い、走る際には革靴ですが、できる限りつま先着地(フォアフット)で腹筋を意識(後ほど書きます)して、走るようにしていました。

当然、スーツに革靴ですから、走りづらいので、歩きやすい革靴としてアシックスの「ランウォーク」というシューズを購入し、積極的に走って出社していました。この靴、見た目は革靴、実態はウォーキングシューズで、リーガルなどの革靴よりも明らかに楽に歩き・走れて重宝しました。

GARMINで歩数管理

あとは月並みですが、GARMINの時計に歩数計が付いており、毎日の目標歩数が直近の平均に定められ、それを毎日の目標の歩数として、できる限り達成することを考えて、生活しています。
達成するために、ちょっと遠回りしてみる、とか、ちょっとおっくうだけど、軽くランニングしよう、とか(走り始めると結局そこそこ走ることになりますが)、そういう動機づけにもなります。

どんなときにも意識すべき腹筋と体幹

色々書きましたが、階段を上るときも、小走りの時も、歩くときも、常に意識しているのが腹筋と体幹です。特に腹筋は非常に意識しています。
暇があったら腹筋運動しています。

でも、「筋トレするぞー」と気合を入れてやるのではなく、「あ、今できるな、やった方がいいな」と思ったときにササっと2~5分やる、という感じです。筋トレをする、ということをノルマにすると、身体づくり(筋肉づくり)をしている方にとってみれば、モチベーションになりますが、マラソンをしたい、走るのが好き、という人には、筋トレは結構苦痛だと感じる人が多いと思います。
なので、「必要だな」と気持ちが乗っている時にやる、ぐらいにするのが私にとってはちょうどいいと思っています。

「のがちゃんねる」で癒されながらハードトレーニング

腹筋と体幹のトレーニングですが、私も1年前に教えてもらいましたが、「のがちゃんねる」というYouTubeチャンネルがお勧めです。
のがちゃんに癒されながらも、それぞれのトレーニングは2分と言えど、腹筋トレーニングも体幹トレーニングも非常にハードで内容があり、取り組みやすいツールだと思います。

部屋に1枚ヨガマットを買っておくと、ふとした時にすぐに取り組めるので、常備しておくといいと思います。

走るときにいかに腹筋を使っているかを実感

繰り返しますが、マラソンで速くなるためには腹筋を鍛えることは絶対に必要だと思います。日ごろ腹筋に意識を向ける頻度を増やすことは、マラソンで速くなりたいのであれば、とても大切です。

シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんも、今回残念ながらギリギリのところで東京オリンピックの補欠に回ってしまうことになった「なにわの腹筋女王」こと松田瑞生選手も、マラソンには腹筋が必要という論者ですが、大賛成です。

日々のランニングにおいて、「肩甲骨・丹田・骨盤」を意識することは前述していますが、それを意識して走ることによって、鍛えられる(=負荷がかかる)のが腹筋です。
ランニング後にいつも疲労がくるのが、脚はもちろんですが、腹筋です。

私はこれまで、仕事が忙しかったなどの理由で、トレーニング不足のままレースに臨んだことが何回かありますが、その時に起こる現象として「脚が動かない」は当然のこと、「内臓の揺れで身体の状態が悪くなる(一言でいうと、気持ち悪くなる、ということです)」、「フォームが維持できず乱れてしまう」ということが必ず発生します。

走っている時に良い姿勢を保ち続けるためにも腹筋が重要です。いつもそれを実感するのがマラソンのレース後、毎回必ずと言っていいほど、腹筋が攣(つ)るときです。
「え、腹筋って攣るの?」と思う方、その感覚が普通だと思います。でも攣るんです。

走り終えて、靴ひもを解こうと前かがみになったときに、「ピキーン!」ときて動けなくなります。それぐらい走っている時は腹筋を使ってるんだなと毎回実感しますし、だからこそ常日頃意識を向け、不定期でいいので(ガッツリできるに越したことはないですが)、鍛えておくべき部分になります。

皆さんは日常の生活でマラソンを速くなるために、習慣としていることは何でしょうか?ぜひあれば、教えていただきたいと思います。日々のちょっとした習慣や工夫が、実は超効率的なトレーニングになっている可能性もあるということを、こうやって文字におこして改めて気付くことができました。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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