40代MBAサラリーマンサブ3ランナーが教える「超効率的サブ3実現法」-22

引き続き、レース前のルーティンの話

今回も懲りずに引き続きレース前のルーティンについて記載します。

これまでに書いてきた以外の事前の補給についてです。

当日までの餅ローディングと併せて、200mlのエネルギーゼリー森永のinゼリーなど)を持っていき、レーススタートの2時間前に飲んでいます。私がよく飲んでいたのはザバスのエナジーメーカーというゼリーでしたが、今探したら無くなってました。。でも、エネルギー系のゼリー飲料ならなんでもいいと思います。

走る直前に食べると消化しないので、食べ物を口に入れるのは極力2時間前まで、且つ、胃の負担が少ないゼリー飲料にしています。尚、お餅2個を携帯してレース会場で食べれるようにしていますが、そこはあまり無理しないようにしています。過去に食べ過ぎて、走ってる途中に気持ち悪くなったこともあったので、この辺は無理せず適量と食べる時間を自分で探してもらえればと思います。

アミノ酸で合法的ドーピング

もう一つ、走る前に口にするのが、アミノ酸です。これは合法的なドーピングじゃないかなと思っています。私が気に入って毎回飲んでいるのは明治のVAAM(ヴァーム)です。それもノーマルのじゃなくて、もっと効きそうな凄い方(スーパー ヴァーム※最近はヴァーム アスリートにリニューアル)です。

顆粒タイプを2本会場に持っていき、スタート直前に飲んでます。これまで記載してきた様々なレース前のルーティンのおかげで、という部分もありますが、特にこれを飲むといつもの練習と比較しても相当スタミナが持つ気がします。もちろん心理的な効果(おまじない的な)があることは間違いないですが、栄養素としての効果も高いと感じます。

レースでは練習と比べても圧倒的に速いペース走りますが、毎回15kmぐらいまでは本当に疲れずにスイスイ走れます。レースの時はアドレナリンも出ているでしょうし、日々の練習と比較するのはナンセンスですが、私は、レース時はこれを飲まないと不安になるぐらいドーピング度は高いです。

事前のストレッチはやり過ぎないようにする

事前の補給関係は以上です。次に準備体操(ストレッチ)についてです。

意外かもしれませんが、レース前のストレッチはそれほど入念にはやりません。走りながら徐々にほぐしていくイメージで走っています。入念にやりすぎると、逆に疲れますし、最初から身体がほぐれすぎていると余計な動きがレース中に出てしまいそうなので、最低限にしています。

そんな中でも、以前ご紹介した股関節のストレッチはやるようにしています。逆に、アキレス腱を伸ばすトレーニングはほとんどやりません。理由は、アキレス腱伸ばしをあまり入念にやると、足首を最初から使って走ってしまいそうな気がしてしまうこと、そして何より足首を固定しているテーピング(Xテープ風)が剥がれてしまうからです。

もう一つ、肩甲骨を柔らかくする体操はするようにしています。「前にならえ」の状態から、肘を後ろにできる限り引く体操や、両手を伸ばして真上に上げた後に、肘を曲げながら背中側に引くようにする体操など、肩甲骨の可動領域を増やすような体操は少ししっかり目にやります。

要は、股関節と肩甲骨のストレッチ(体操)以外はやらずに、レースに臨みます。

レース前のジョグは靴ヒモのチェックのためにやる

次に、レース前のジョグについてです。正直事前に走ると疲れが出そうなのでできる限り足を休めておきたい、というところですが、目的を変えてジョグをしています。

それは、靴ヒモがきつくないか、緩まないか、をチェックするためのジョグとして走る、というものです。

レースシューズに履き替えると、気合を入れてピタッとさせたいという気持ちでヒモを結ぶケースが多いので、大概の場合、きつく締めすぎてしまう傾向があるかと思います。

仮にレースが始まってから、「靴ヒモちょっときついな」と思っても、止まって、ほどいて、調整して、、とかやっていると非常に大きなタイムロスになります。靴ヒモは決してきつく締めすぎず、脚を流れる血が止まってるように感じないこと、逆にちょっと余裕があって、血が自由に足先まで巡っているなと感じるぐらいの強さで結びます。そしてその状態で、ジョグをします。
走る前よりもジョグをすると靴はきつく感じる傾向があるので、必ず確認してください。そして脚の血の巡りが良いなぁと思うぐらいの強さ、足先がしびれて感覚が無い、ということがないような強さで結んであることを確認したらジョグは終了してください。

天気に関係なく雨カッパは持っていく

最後に、これはルーティンと言うほどではないですが、100均で雨ガッパを買って毎回必ず持っていっています

大体いつもスタートラインに30〜40分前までには並びに行くので、待っている間に出来る限り身体を冷やさないようにしています。雨が降ろうが降るまいが、レース前の必須アイテムです。

ちなみに雨の日はスーパーの大き目の袋を4枚持っていって、靴が直前まで濡れないように、袋を二重にして、靴を丸ごと包み込むようにして、足首のところで結びつけます。

できる限りスタートまでは足を濡らさずスッキリした状態で走るようにしています。

これまで3回にわたって、レース前のルーティンをご紹介しました。次回以降はいよいよレースの戦略に関して、様々な視点から書いていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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