40代MBAサラリーマンサブ3ランナーが教える「超効率的サブ3実現法」-18

仲間うちでリレーマラソンに出るのも効果的

前々回のnoteで、これまで出場したレースの一覧を記載しましたが、あそこに記載の無いもので春・夏・秋に出場しているリレーマラソンがあります。色々なコミュニティから毎年2~3回ぐらい出ています。

リレーマラソンで走るときに多い距離が2km走です。過去に出たリレーマラソンの大会は、味の素スタジアム、日産スタジアム、昭和記念公園、赤レンガ倉庫などですが、1周大体2kmのコースが作られ、そこを21周する(合計42.195km)というものが多く、これをチームメンバーで順番に1周ずつ走って、最終的に1人あたり合計8~10km走ります(フルリレー(フルマラソンの距離をリレーで走る競技)の場合)です。

1回走ってヘトヘトになって、30分前後休んでまた全力疾走。これは相当身体に負担がきますが、良い練習になっていると思います。

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前回書いたインターバル走のトレーニングをリレーマラソンの場でもやっていると思っていいかと思います。私はそのような気分で、かつ楽しみながら参加しています。インターバル走にしては少し休憩時間が長すぎるとは思いますが、走っている時が10割の力(インターバル走は8~9割)なので、非常に負荷の高いトレーニングになり、またチーム競技でいつも以上に本気を出すので、効果は高いと思います。

チーム競技だからこそギリギリまで出し切る

箱根駅伝などのガチの駅伝大会をご覧になったことがある方が多いと思いますが、次の選手にタスキを渡した後の選手はほとんどが倒れこみます。自分のためだけだとあそこまで力を使い果たすことは難しいです。個人競技であるはずのマラソン(ランニング)がチーム競技になることで起こりうる光景だと思います。

自分のためだけに、自分に勝つためにやっている、という典型的な一人競技であるマラソンが、駅伝になることでチーム競技になり、チームのために頑張る、という感覚で走ることになります。これはまさに集団競技だからこそだと思います。「ほかの人に迷惑をかけたくない」という気持ちが甘えを排除し、いつも以上の力を引き出します。
だからこそ毎回素晴らしい結果が出るんだと思いますが、逆に無理をしすぎて、箱根で燃え尽きる学生が多いというのもこの要素がある気もします。ここは集団でやるときの注意点かもしれませんね。

ちなみに、リレーマラソンでは、私はいつも2kmを7分前後の範囲で走っています。つまり、3分30秒/km前後のペースです。
普段、ここまでのペースで走ることはあまりないので貴重なスピード練習になります。

そして何より、リレーマラソンの後は楽しい飲みが待っています。
現在のコロナ禍において、このような大会が激減し、また飲みに行くことも難しくなったことは悲しいです。いち早く以前の形で開催できることを祈るばかりです。

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地元の月例マラソンに出場し、スピードを磨く

リレーマラソンともう一つ、定期的に参加しているものに「月例マラソン」があります。私は横浜市民ですが、毎月第三日曜日に、新横浜駅最寄りの鶴見川沿いで「よこはま月例マラソン」が開催されていますが、基本的に毎月息子と参加しています。

ここ最近はコロナの影響で3月~6月は開催を見送っていましたが、7月から初参加者を除き、再開されました。

他の月例マラソンに出たことがないので、他の事例は書けず恐縮ですが、よこはま月例マラソンは、1回の参加費が大人1,000円、小学生以下が500円と非常にリーズナブルで、たくさんの献身的なボランティアの皆さんで運営されています。

もう何十年もやられているもので、ボランティアの皆さんの手際も良く、ストレスなくスピーディに次々のレースが開催されていくので無駄な時間が非常に少ない大会です。

1km(小学生以下の部)、1km(一般の部※以前はA・B・Cと3回ありましたが、コロナの影響で1回になっています)、3km、5km、10km(気温が暑いと中止)、20km(寒いシーズンのみ)と午前に一気にこれだけやってしまう大会で、基本、どれに出ても何回出ても大丈夫という自由なルールになっています。

私はここでは毎回1km走に出場して、スピードを試しつつ、5kmや10kmにも参加しています。一日でいろんな距離を走れるのがこの大会の魅力です。

一人の練習「ぼっち練」も悪くないですが、年間通して開催されている月例マラソンのようなものが地元で開催されているようでしたら、是非毎月定期的に自分のスピードを確認するのが良いと思います。

私はここの大会で昨年11月、1km3分3秒の自己ベストが出ました。16歳の高校生と競り合って、最後の100mで抜いて1位でフィニッシュしました(リンクの1km(A)のところです)。こういう経験もレースだからこそ。効率的にスピードを磨くという意味ではとてもいい場だと思います。

前回と今回は主にスピード練習について記載しました。やりすぎると故障につながるので、無理は禁物ですが、週に1回のスピード練習。そして月に1回程度の1~2kmの月例マラソンやリレーマラソンでスピードを磨く。距離走も大切ですが、これぐらいの頻度でスピード練習もはさんでいくことが効果的だと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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