40代MBAサラリーマンサブ3ランナーが教える「超効率的サブ3実現法」-30

40km〜ゴール

いよいよ、ラストスパートの区間です。ここからの2km強の距離は、もはや気力だけの区間になりますが、この時に自分がどういう状況にいるのか、ということが大事になります。

既にフラフラで精も根も尽き果てた、という状態なのか、まだ最後の粘れる状態なのか。ちなみに私の27回のフルマラソンの経験から言えることは、ここまで長い道のりで40kmを走る続け、あと2kmちょっとでゴールだ、というシチュエーションにおいては、ほとんどの方は「最後のひと踏ん張りモード」に突入していると思います。

逆にここでもうすべてを使い果たしたのであれば、それはそれで、本当にお疲れさまでしたと言いたいです。が、フルマラソンはあくまでも42.195kmの競技ですから、最後までしっかり走り切った人が称えられるのは当たり前。ということで、もう少し、頑張り切りましょう。

残りの距離で逆算してみる

この辺の距離になると、スタートから何km、ではなく、ゴールまで何km、という表記が出てきます。
残り2kmの表示を見た時に、タイムはどれくらいか。
それまでのペースにもよりますが、あと11分(2時間49分00秒以内)あれば、恐らくサブ3は硬いでしょう。

私の場合は、残り2kmで5分/km以内では走れるはずなので、10分(2時間50分00秒以内)あれば大丈夫、と思います。

もちろん油断は禁物です。
ゴールしたら倒れるぐらいの気力で振り絞ることが前提ですので、そこは間違わない様にして下さい。

沿道の応援を力にする

もう一つ、ゴール直前に味わえるのが沿道の応援です。ゴールに近づけば近づくほど応援の人がいます。この応援の声を全て自分への応援だと勘違いさせて全力で走るようにします。

実際、ゴール前で応援したこともありますが、この区間になると、みんな必死の形相で、本当に全員を全力で大声を張り上げて応援したくなります。よって、あながち全て自分の応援じゃない、ということもなくて、勘違いとかではなく、本当に自分への応援だと思っていいと思います。

応援は何よりも力になります。沿道の皆さんから力をもらって、最後の区間を走り切っている、そういう感覚になると思います。

最後は締めのラストスパートで10人抜き

いよいよ、本当のカウントダウンです。あと2km、あと1kmと刻んでいきながら、最後の500mぐらいになったら、いつもの練習でやってるウィンドスプリントの成果を見せるときです。

私の場合は、最後の力を振り絞って10人抜きを試みます

最後の猛ダッシュで、そのレースをフィニッシュする様にしています。最後しっかり出し切って気持ちよく、そして必ずサングラスを取って、ガッツポーズでゴール!私は毎回このスタイルを突き通しています。

この瞬間の開放感のためにマラソンをやっているといっても過言ではないでしょう。それぐらい気持ちのいい瞬間です。

ゴール後

ゴールをしたら、すぐさま、180度向きを変えて、コースに一礼をします。

このレースに出られたことを感謝し、苦しくも楽しい時間を過ごさせてくれた、関係者の皆さんとコースにお礼をして締めるようにしています。

元々、そういうことはやっていませんでしたが、やっているランナーがたくさんいらっしゃるのを見て、昔野球部だった頃に、グランドに一礼して入り、終わったら一礼してグランドを出ていたことを思い出しました。

「礼に始まって」ないのでイマイチですが、、「礼に終わる」ことで、自分の中で「終わった〜」という達成感を更に味わうことができます。

逆にそれができないぐらい疲れ切っていたり、ゴール後に倒れ込むこともあるかもしれません。
それはそれでいいですが、私はこの一礼は出来るだけの体力を残してゴールしたいと思い、意識しています。

ゴール後の攣り地獄

私の場合、この後が大変です。身体の複数の場所を同時に攣ります。

特に攣るのが、腹筋、ふくらはぎ、ハムストリングスです。

特に私の場合、必ず攣るのが腹筋です。前に屈んだ時に攣ってしまうので、靴ヒモをほどくのが本当に毎回大変です。それだけ腹筋を酷使してるということを毎回痛感します。

レース後こそ超回復の最高の機会

ゴール後、着替えのところにたどり着いたらまずやることはプロテインを飲むことです(笑)。
ストイックすぎるかもしれませんが、フルマラソンのレースは、次のレースに向けた最高のトレーニングです。次のレースに向けた超回復のためにまずはプロテインのジェル(inゼリーのプロテインなど)をしっかり補給しましょう。

それで、レースは終了です。

そのあとは、周囲の人や友人にゴール後の写真を撮ってもらって、SNSにあげて、今日の勇姿を共有しましょう。

別に誰も見てなくてもいいんです。頑張った自分を、そして自分に打ち勝った姿を後で振り返れる様に必ずアップしましょう。

以上が、私のレースのスタート前からゴール後の一連の動き、考えになります。

できる限りリアルに伝えたつもりですが、伝わったでしょうか?
これまでフルマラソンを走ったことがない人にも、何度も走っているけどなんとなくタイムが縮まらなくて悩んでいる人にも、少しでも参考になれば幸いです。

本日は以上です。

30回到達!

今日は日付が変わってしまいましたが、なんとか8月10日から初めて丸1か月で30回続けることができました。考えていたことの言語化も自分なりにほぼできた気がします。

ここからは少し頻度を落として、リクエスト頂いた内容や、直近の活動などをここにあげていければと思っています。

もちろんここに書き忘れたことがあれば、これまでのトーンで書いていくようにしたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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