40代MBAサラリーマンサブ3ランナーが教える「超効率的サブ3実現法」-20

「餅ローディング」の次は「足首固定テーピング」

レース前の儀式として、前回「餅ローディング」の話を書きましたが、今回はテーピングについて書きたいと思います。

あらかじめ記載しておくと、テーピングに関する専門知識は私にはありませんので、私なりにやっている方法を共有させていただくということで、それ以上の応用編はありませんので、ご了承ください。

スポーツ科学を専攻している方や整形外科の方から見たら、怒られるかもしれませんが、やってみてよかったよ、今もやってるけどいいよ、という内容を共有させていただきます。

マラソンを始めた当初は、膝が痛くなる(当時、接骨院に行ったら「それは、ランナー膝だね」と言われました)ことが多かったので、最初のころは膝にテーピングをして少しでも不安を取り除いていました。

ただ、膝が痛くなったのは最初の1年ぐらいで、その後は膝が痛くなるようなことはなくなったので、それ以降、膝にテーピングはしていません。

「Xテープ」風、足首固定テーピング

その後、テーピングをするようになったのは以前ご紹介した岩本能史さんの本で紹介されていた「ニューハレ Xテープ」を活用したテーピングの手法を読んでからです。

このXテープを使って足首を固定して、レースに臨む、という内容でした。ただ、Xテープはそこそこいいお値段なので、私はとてもお得な大容量のキネシオロジーテープを購入し、20cmにカットして、Xテープのようにくっついてはいませんが、2枚並べてXテープ風に活用しています。

では、なぜ足首を固定するのか?ですが、走るときになるべく足首を使わないようにするためです(そのままの回答ですいません)。
走るときにはついつい膝から下の筋肉(ふくらはぎ)を使って走りがちです。足首でかくように走ってしまうと、脚の負荷が大きくなります。できる限り肩甲骨と骨盤を連動させて、膝から上の筋肉(大腿四頭筋はハムストリングス)を使って走ろうという趣旨です。

大きな筋肉を使って走り、小さな筋肉は最後にとっておく

岩本さんの言葉を借りると、「小さな筋肉ではなく、大きな筋肉を使って走った方が効率的に走れる」というものです。

これは私もこの効果を実感しています。テーピングで足首をガチガチに固定することで非常に楽に走ることができますし、そして、最後の5kmとか本当に苦しくなったところギアを変えるときに膝から下の筋肉を使ってスパートすることができます。

逆に膝から下の筋肉を最初から使ってしまうと、後半疲れたときに何もできずに終わってしまうことになりますので、そういう意味でも足首の固定は意味があると思います。

具体的なテーピングの仕方について、下記の動画のSTEP1~STEP3を参考に、やっていきます。当然お金に余裕のある方は、ニューハレのXテープを購入の上で試してみて下さい。私は、20cmにカットしたテーピング12枚を使って、レースのたびにこのテーピングを家でやった上でレース会場に向かいます。

「これで大丈夫」と自分を勘違いさせる

レース前のルーティンとして、「餅ローディング」をすること、「足首固定テーピング」をすること、はもちろん効果があることは実証済みではありますが、「これをやったから大丈夫」と思えるおまじないに近い部分もあります。そして、何より大事なのは、効果があると信じ切ることだと思います。

人間は良くも悪くも自分を勘違いをさせることで、能力をいつも以上に発揮することができると思っています。よく人間は本来の能力の数%しか使っていない、と言われますが、その使い切れていない能力を少しでも発揮するために、自分が信じ切れるおまじないをルーティンで行い、「これで大丈夫」と思えるものを持っておくことは大切です。

地味に大事な、「乳首テーピング」

もう一つ大事なテーピング(?)があります。

それは乳首テーピングです。

男性向けの内容と思っていただきたいですが、フルマラソンを走る際には乳首の保護をしておかないと、シャツと擦れて出血する場合があります。出血まではしなくても擦れて痛くて気になって走りに集中できなくなることもあり得ます。よって、乳首にもテーピング(というか保護シール)をするようにしましょう。

私は100均で、ピップエレキバンのような磁気治療器の張替え用シールを購入し、貼っています。

ちなみに、レース後このシールを貼っていることを忘れるぐらい色的にも感覚的に肌と一体化するので、風呂とかで取り忘れることの無いよう、気を付けて下さい。私はレースの当日の夜まで気付かず貼りっぱなしの時がありました。。

何とか毎日投稿で20回到達

おかげさまで8月10日から、毎日書き続けて、20回連続の投稿ができました。当初志していたMBA風な内容、特にフレームワークの活用などは全くできておらず、ただの体験談に近い内容になってしまっていますが、お許しいただければと思います。

あと10回ぐらいでネタが尽きてしまいそうですが、引き続きレースに臨む前の取り組み、レース中のマネジメントや考えていることなどをもう少し書いていきたいと思いますので、お付き合い頂ければと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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