【教採対策】個人面接対策
断っておきますが、面接対策に正解はありません。
ここに書いてあるのは、あくまで僕が実際に準備したことです。
人材会社で勤務経験有+面接では成績上位評価だったので、多少は参考になるかと。
結論、印象操作をした奴が勝つ。
本記事では、
印象を決める理由
印象の決め方
回答作成の具体策
について解説します。
印象を決める理由
まず第一に、たかだか15~30分程度で人物を見抜くなんて無理です。
有名企業の人事経験者曰く、やっぱり「わかんない」そうです。
結局は第一印象で決まるみたい。そりゃそうだ。
だからこそ、「自分にとって都合のいい第一印象を用意する」わけです。
僕は面接の可否は、伝えたいイメージを伝えきれたか否かだけでした。
どうせ面接官との相性もあるし、万人に好かれるのは無理なので。
事前準備も伝えたいイメージをガチガチに固めることに終始していました。
伝えたい要素はなるべく絞りましょう。二つぐらいがちょうどいいです。
情報量は多ければ多いほど双方混乱します。
「普段は明るく元気だけど、いざとなったら頼ることができて、ガッツもあって」とかは最悪。
「自分はこういう人間だ!」とあらかじめ決めておくと、面接での回答作りに悩まなくなります。
ちなみに僕は、
「自己肯定感についてめっちゃ考えてる人」「進路指導に自信がある人」の二つに決めました。
この辺は調書作成の時に考えるはずなので、そこからブラッシュアップしていきましょう。
印象の決め方
印象には大きく分けて二つあります。
「見た目」と「考え方」です。当たり前か。
考え方は前述の通りですが、「見た目」も同じぐらい重要です。
ところであなたは、どんな顔をしていますか?
唐突な自分語り。でもこれがとても大切。
上記の要素は、僕が無意識でも伝わってしまう印象です。
これはどう足掻いても短期間で変えることができない。
陽キャとか陰キャのような属性に近いと思う。
「見た目」の印象を強化するには、無意識に発している印象の長所を伸ばすのが一番手っ取り早いです。
僕は自分のイメージを、
「明るい」「おおらか」「体力がありそう」「元気」
だと思っていますし、面接官もそれを期待すると思います。
だからこそ、回答は僕のイメージに寄り添ったモノを考えてました。
「教員の長時間勤務についてどう考えますか?」
「業務改善はもちろんですが、前職では28連勤の経験もしているので、何かあっても頑張れます!」
みたいな感じです。結局言わなかったけど。
話す内容もそうだけど、所作も意識した方がいいと思います。
僕の場合は、
「声が大きい」→面接時にはハキハキと大声で受け答えをする意識
「表情がコロコロ変わる」→集団討論で大袈裟に反応をしておく
「おおらか」→真面目に寄るよりも、ムードメイカー的な立ち位置
僕のイメージからは「実直」や「硬派」、「注意深い」が伝わりにくかったので、明るく砕け気味な雰囲気で乗り切りました。
面接だからって真面目にやり切ろうとすると、長所が氏ぬことがあるので注意です。
自分へのイメージは他人に聞くのが手っ取り早いです。
親、友人、恋人、生徒、上司などなど。
ここで大切なのは、ネガティブな要素に引っ張られないこと。
根暗→人との距離感を大切にしてる
デブ→頼られることが多い
のように、一般的にマイナスな外見特性でも、言い換えでなんとでもなります。
世間に持たれてるイメージの中で、一番使えそうなモノを選んで戦いましょう。
回答作成の具体策
ここまでで伝えたい印象を決定したら、ようやく回答作成に入ります。
順番的に最後に置きましたが、別に前後しても構いません。
むしろ回答を深掘りしてる最中に、印象が変わることだってあるだろうし。
やり方は単純で、ネットに落ちてある一問一答集をひたすら解きまくるだけ。
僕はこんな感じでやってました。
回答のポイントは決めた印象に沿って考えること。
僕は何を聞かれても「自己肯定感を高める生徒指導」に持っていくようにしていました。
抽象的な単語を使っているのは、次の質問を誘発するためです。
「自己肯定感とは何か」「なぜ必要か」「そのための生徒指導とは何か」
こういう深掘り質問にバッチリ回答できるようにしておくと、教師としての考え方も深まるのでオススメです。題材はお好みで選んでください。
生徒指導・学級経営対策
こちらは素直に宮澤先生の動画を見まくりましょう。
宮澤先生は小学校ですが、別に校種は関係ないと思います。
実際に教壇に立つことになるわけだし、聞いておいて損はないかと。
僕はこんな感じでまとめてました。
あとは、回答指針を用意しておくと楽かも。
生徒指導への対応は無限にあるけれど、面接で問われているのは「何を考えているか」の根っこの部分だと思いました。
報連相を基調とした職員間連携
→抱え込むことを最初から捨てる
密に連絡をするような体制
→報告に大事も小事もない
→「聞いてない」が一番のストレス
こんな感じ。この辺りは社会人経験が役に立ったかも。
学生の皆さんは、素直にyoutubeで勉強しよう。
まとめ
ここまでガチガチに準備していきましたが、結局は肩透かしな内容で終わりました。
無事に受かったし、結果オーライ。
「面接なんて運ゲー」だと決め込んで諦めると、結構気持ちがキツくなると思います。
なら逆に「ここまではやる」と線引きした方が、負けた時も気持ちがいいはず。
一緒に頑張りましょう〜!
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