初めての分子栄養学 ATPって何?
私たちの身体にとってエネルギーとは何でしょう?
エネルギーが無いとはどういうことでしょう?
生体にとってのエネルギーの有無とは、ATPの生産能力の有無の事なんです。
ではATPとは何か?その生産能力は何か?見ていきましょう!
ATP=アデノシン三リン酸
アデニンとリボースに3個のリン酸(P)が結合した化合物です。
ここからリン酸が1つ外れるときに7・3kCalのエネルギーを放出します。
私たちは、糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素をATPの材料として利用しています。
この三大栄養素は単純なカロリー源として利用されるだけではなく、病態の改善、正常な生理機能の維持するための分子として利用されるので、十分なカロリーの供給が必要となります。
三大栄養素がATPに変換されるには、一旦ATPの基質であるアセチルCOA
に変換されなければ利用できません。
では違う物質であるタンパク質、グルコース、トリグリセリドがどのようにアセチルCOAに変換されるか見ていきましょう。
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タンパク質
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