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春アニメ映画感想。(ドラ&おしり)

『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』

ドラパンフ&下敷き

 ぶっちゃけるともう今回の敵とかお話の筋とかより、如何に本編に音楽を盛り込むかに全振りでストーリーはわりとあって無きがごとしだったんですけど、その分「楽しい」作品になったんじゃないかな。

 テーマパーク的な作りという意味では『ひみつ道具ミュージアム』に近いかも。(あれほどは徹底してないけど)

 序盤にお話の説明なんかよりも「音楽の楽しさを味わってもらう」ことにたっぷり尺とってるのは正解だと思いました

 普段バトルシーンとかのところがまるまる音楽シーンになってるだけあって表現が難しかったと思うけど、いろんな見せ方で飽きさせないのもステキ。

 あと個人的にちょっと物足りなかったのが、メインがみんなで楽しく音楽だったせいかジャイアンもスネ夫も基本いい子なんだよね。文字通りあまり不協和音を出さない。しずかちゃんもいい子なノリに馴染みすぎちゃってるというか。

 まあでもその辺もわりと序盤の方では暴力ジャイアンで笑い取ってたなw


 ところで、ダイソーでこんなの売ってましたが、

ダイソー土管

F漫画好きとしては用はなくてもどうしても買っちゃいますよね。

ドラ群

手持ちのフィギュアだとなかなかスケールが合わないな…。


『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ』


おしりパンフ&ODD TAXIフィギュア

 私がSNSで観測してる限り、子供向けアニメでも『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『アンパンマン』『かいけつゾロリ』あたりは言及してたりファンアート描いてたりする方はおられるのですが、『おしりたんてい』はほんっといないのよなぁ…。けっこうおもしろいんだけどなぁ。
※(上図左は帰りにやったガシャの景品です。)

 前作『映画おしりたんてい シリアーティ』(Cv.福山雅治)に続きシリアス味が強い話でしたが、前作がシリアスとギャグのバランスがよかった分、今回はちょっとシリアス寄り過ぎたかもなぁっていう印象です。(しりだけに)

 今回、仲里依紗さんが演じたゲストヒロイン”スイセン”がすごくよかったのよ。
 10年前におしりたんていとコンビ組んでいたころのちょっといたずら好きっぽいかわいい感じと、現在のちょっと荒んだ大人の感じが演技分けられてて、どちらもすごく魅力的でした。
 今流行りの耳長色白エルフ系キャラw

スイレン(10年前の姿)

あ、今気づいたけど"スイセン"って

水洗便所のダジャレか!


…そういや主人公が「おしり」で助手が「ブラウン」って、ギリギリなネタだよなぁって前々から思っていたけど。怪盗「U」「う○こ」だし。

 ちょっとシリアス寄りと言っても子供置いてきぼりって感じではなく、実際劇場にいた子供たちも喜んでましたよ。思わず大声で「すっげー!」って叫んでた子もいたし、私の前の親子も「おもしろかったね」って話し合ってた。
 ただやっぱりもうちょっと笑い要素を多くしてほしかったかな~。


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