最近の記事

細胞

赤ちゃんが帰ってきた次の日 ほんとに小さいその生物に わたしはかわいくて夢中になった 少し離れた所にいた大型犬と目が合う 何か伝わってくるその瞬間から わたしは目をそらしてしまった その時、その子の意識に 耳を傾けなかったこと 今でも時々、後悔している 夕方、大型犬のとなりで爆睡した ほんとに深く寝て、きもちよかった 夜、「ご飯ができた ちょっと離れて食べにおいで」 母が言ってくれたけど なぜかその子から はなれられなかった 何が。とは言えないけど なんだか。と感

    • ちょうど4年前 大型犬の14歳、 十二指腸の手術は成功したものの 他の箇所の病気もあったり ちょっとずつお手伝いが必要になってきた そのころ実家を離れて生活していたけど コロナもあって お仕事柄おやすみすることになったわたしは 働きに出ているみんなの代わりに お世話をするという名目で実家に帰った お世話とは、 一緒に日向ぼっこをすること 一緒にお散歩をすること 通る車を一緒に目で追いかけること 芝生に埋もれる大型犬を眺めること ただただ大好きな子と きもちいいねぇ~ 

      • パワースポット

        親友の大型犬 その子の周りが私のパワースポット 落ち込んだり疲れたり、悲しくなったり そんなときも その子の側にただ座ってるだけで 縮こまってた感覚がふわっとゆるんで あったかくて やわらかい 黄色いエネルギーに包まれて なんでもいっか。 いろんなことが 頭から解き放たれて ただ、きもちいいなぁ~。 って 氣分になれた そばにいるだけで そんな氣分になれるなんてすごいなぁ すごい才能 その時から その子がわたしの憧れ この子みたいになりたい 数年後、あるヒー

        • 元氣玉

          元氣玉を見たのは4年前 親友の犬 その子の十二指腸に大きな腫瘍ができていて きれいに丸いその腫瘍は 空洞をすっぽり埋めて 食べものだけじゃなくて、水も通さないみたい 食べたもの、飲んだものも ぜんぶ胃にたまってしまった 歩くとちゃぷちゃぷ音がする (後で聞くと、流れられず胃に溜まった重量は3kg) うんちもでなくなった 大型犬の14歳 高齢もあって手術はリスクもある。と 家族で泣きながら会議した このまま衰弱していくのは見ていられない。と 手術で腫瘍をとっても