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月島にてもんじゃを初めて食べた話

こんにちは、木星堂の広報・海です。
文学フリマ東京38が無事に終わり、ほっとしています。
本をお手に取ってくださった皆さま、誠にありがとうございました。

せっかく始めたnoteということで、
広報の日常についてもぽちぽちと書いていきたいと思います。
読んでくださると幸いです。


4月末から5月末にかけて、私はとても目まぐるしい日々を送っていました。
大分旅行に始まり、大阪に個展に行き、大阪に音楽ライブに行き、東京に文フリの売り子に行き、東京に音楽ライブに行き、東京にお笑いライブに行き……。
ライブ多いな。
5月だけで3回ライブに行きました。ほくほく。

大好きなアーティストのライブのために行った東京にて
東京出身のマブダチに東京を案内してもらい、ぶらぶらとしていた時
電車で月島駅を通りました。
ふと「そういえば、私もんじゃって食べたことない」と思い立ち、
マブダチにその旨を伝えてみると。

「じゃあ食べてみる?
私がもんじゃの何たるかを教えてあげるよ

マブダチ、いきなりすごい自信です。

「もんじゃはどこでも食べられるけれど、
とりあえず月島にしようか」ということで
人生初・月島に降り立ちました。
月島にはもんじゃストリートなるものがあるのですね。
右向いても左向いても、もんじゃ屋さん。
なんだか商店街全体に、独特の匂いが漂っている。
(後にもんじゃの匂いだと判明)

マブダチおすすめのもんじゃ屋さんに行こうとしていたら
ハッピーアワーあるや~ん!!!!
ハッピーアワー、人生で5番目くらいに好きな言葉!!!!

酒を安く飲めるもんじゃ屋に吸い込まれてしまいました。
マブダチ「まあ、もんじゃなんてどこで食べても大体一緒だから」
(ハッピーアワーのビールをごくごく飲みながら)
最初から計画がおじゃん。

マブダチが「食べ放題もあるけど、とりあえず単品かな」と
メニューを手繰っているときに
思わず「食べ放題なんてあるの? もんじゃに??」とびっくりしてしまいました。
マブダチ曰く、東京の高校生は、打ち上げでもんじゃ食べ放題に行くそうです。それ以外の選択肢はないらしい。
もんじゃを……食べ放題……?(ビールを飲みながら)
(この疑問はあとで晴れます)

「明太もちもんじゃが定番でおいしい」という
マブダチの言葉を信じ、注文した明太もちもんじゃが届きました。
一枚目はマブダチが作ってくれます。
最初に具だけを鉄板に入れ、ヘラで細かく具を刻み
細かく刻んだ具で土手を作っていきます。

海「……東京ってさあ、『もんじゃ作るのめっちゃ上手い!』
みたいな人っているの」
マブダチ「いる。たまに達人みたいな人がいる。
私の兄、土手作るのめっちゃ上手いよ」

土手に液体を流し込み、しばらく焼き、混ぜ、
もんじゃが完成しました。
マブダチは「見た目はアレだけど食べてみてよ」と言っています。
うん、確かに見た目はアレだ。繁華街の道端によくあるやつ。
もぐもぐ。


おいしい!!!!!
ヘルシーで、いくらでも食べれちゃう。
食べ放題があるのも頷けます。これは何枚でも食べられる。
焦げてる部分をこそぎとって食べるのもおいしい。

私はもんじゃ初心者なので、ヘラに上手に具をくっつけられませんが
慣れてるマブダチは、大きい具も難なくヘラにくっつけて食べています。
「鉄板の熱の差を利用してくっつけるんだよ」と教えてもらいました。

ちまちま食べる種類の料理だから、
話したりお酒を飲んだりしながら食べるのに
丁度いい料理だなあ、と感じました。


さて2枚目は、私・海が作らせていただきました。
まず、具がヘラで上手に切れない!!!
「この人、ヘラに負けてるよ……」というマブダチの小言を無視しつつ、
大きめの具材で土手を作ります。

わー! 土手に流し込んだ液体があふれるー!!!!!
マブダチ、もう爆笑です。
不格好なもんじゃでしたが、マブダチは気にせずに
美味しそうに食べてくれました。LOVE。


もんじゃを食べ終わり、マブダチの実家に帰ったら
マブダチのお母さんから
「あんたらの服、もんじゃ臭い!」と言われました。
服に匂いが残るタイプの料理だと知る。


ヘルシーでおいしいもんじゃ、また食べたいです。
次はもっと上手に具材を刻んでやる……!!
でも、東京の高校生が打ち上げでもんじゃ食べ放題に行くって本当なのだろうか。


ビールが冷蔵庫で待っている! 海

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