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転職活動が終わったので振り返る。

あめつちこぞりてーかしこみたたえよ~

ごきげんよう、もくれんです。

つい讃美歌を歌うほどの気持ちです、つまり転職活動が終わったんです、いえーーーーい!最後の最後で行きたい会社に出会えたことも、そこから内定を頂けたことも神に感謝、キリストに賛美ですよ。本当にありがとうございます。仕事が決まれば決まったで、マリッジブルーみたいな就職ブルーになってソワソワしなくもないのですが、兎にも角にも決まってよかったです。やっとスタート地点に立てた気分。リスタートというべきかな。

仕事が始まってしまったら絶対に忘れるし書かないだろうと思うので、転職活動の軌跡を残しておこうと思います。

転職活動開始時期

3月下旬に退職後、ぐずぐずしてましてアレヤコレヤと理由をつけて無職を満喫しました。介護もしたものの、私がグズグズしたくてグズグズしていたというほうが正しいです。5月に知能検査受けて、6月には結果が出ててそのタイミングで動きだせばよかったけどやる気が起きず梅雨のせいにしてました。長梅雨になったもんだから結局7月末までグダグダ。そして8月から動き始めましたが、主治医もノホホンとしてるし誰からも急かされないから「無職最高、もうずっと無職でいられないかな~!!」と思っていたんですが、実際問題6月に住民税の徴収が始まり「働かねば。」ってなったあたりで、すこ~しだけやる気を出しまして、おひさまが元気な夏から活動開始。

転職活動の行動指針

全然自分に自信がなかったことと、アラサーの転職活動なんてめちゃくちゃ人生にとって重要な岐路じゃん、と思っていたため「とにかく数を打つ」ことにしました。自分の市場価値もわからなければ、自分の行きたい会社もイメージできてなかったので、やりながら考えることにしよう!と心に決めました。

転職活動の準備

これはですね、友達にとてもたくさん助けて頂きました。職歴書を添削してもらったり、どの媒体使うのが良いか聞いてみたり、流行ってる伸びそうな業界を教えてもらったり、最近転職した友人にどんなふうに最終面接突破したか教えてもらったり、他己分析をお願いしたり、単純に落ちたとき励ましてもらったり、エトセトラエトセトラ。ひとりでやると気詰まりなので、誰かに聞いてもらうってすごく大事だなぁと思いました。家族にも助けてもらいましたね。「大して行きたい会社じゃなくても落ちたら落ちたで凹む」という話を母にしたら「あらぁ、厄が落ちてよかったじゃな~い?」と言われてマイグレートマザーは相変わらずゴッドマザーだと思いました。あとどんなにダメなときでも、こんなに友達が応援してくれる私が失敗するはずはないっていう自信がつくので、信頼する友達に応援してもらうのはとても重要でした、特に私のような自己肯定感低い人にとっては。みなさま、いつもありがとうございます。

エントリー数、面接数、内定数

エントリー数:300社
内訳:リクルートエージェント220社、doda40社、ビズリーチその他40社
面接数:のべ58件(カジュアル面談、1次面接、2次面接、最終面接含む)
最終面接数:6社
内定数:2社

勝率わろし!!!!!
このあたりの振り返りは最後に。

転職活動の葛藤① 転職軸がわからん

最初の頃はとにかく不安でいっぱいで行動していたので転職の軸もクソもあったもんじゃなかったです。1次面接で志望動機を聞かれるたびに全く違う転職軸を説明する私、、、どんな話をしたかもはや記憶にないです。このやり方はカウンセラーから「入試に受かりたいだけの人になってる。本質を見誤ってる。」と指摘を受け、そうだよね、と思いつつも中々どうしていいかわからずもがいておりました。ただコレは時が解決してくれました。受ければ受けるほど会社に対する知見が自分に蓄積されていくので「この会社は嫌だな。」とか「こういう会社は好きだな。」が段々わかってくるんですね。こんまり風にいうと「ときめくかときめかないかがわかってくる」という感じです。お片付けの話じゃないけど。最初から軸がハッキリしてる人は転職軸にのっとって動くほうが効率的だと思うけど、私のようによくわからんなと思っている人にはとにかくめちゃくちゃ行動量を増やすことをおすすめします。疲れるし無職じゃないとできないなと思いますが。

転職活動の葛藤②面接が緊張して上手く喋れん

まぁもうとにかく私は緊張しいで面接たるものがからきしダメです。新卒の時もダメだったし前回の転職活動のときも苦手だったし、今回なんて自分が前職で面接官やったことなんどもあるのにダメでしたね!!!苦手なもんは苦手だ~!!これは転職の軸を決めてないからフワフワした地に足ついてない言葉を喋ってて自分で不安になっている(ばか!)というのもあるんですけど、面接でアピれるほど自分に良いものが無いと思ってるから侃々諤々でした。そしてハキハキ喋ったら今度は「頑固そう(カルチャーフィットしない)」という理由で落ちるw
自己紹介した時点で「終わった!!」と思うこと山の如しでした。でもこのときはまだ「落ちる理由が自分でわかっているという意味では楽」でした。
本当に辛かったのはこの後なんよ。。

転職活動の葛藤③1次で落ちる理由がわからん

頑固そうとか緊張しすぎてるとかそのあたりの課題は喋り方を練習したり場慣れしたりで少しずつ解決したんですけど、その後も1次面接で落ちることはあるんですよ。というかバシバシ落ちました。で、その理由は「当社が求めるスキル・経験が足りない」っていうのが一番多かった(と思う)んですけど、ここは非常に難しかったです。転職活動って自分の経験を100としたときに、受ける会社が求めてるレベルって120とか130のことが多くて、企業には「こいつ経験はないけど、やれそうだな。」と思ってもらわないといけないじゃないですか。再現性ありそうって思ってもらうのって最初全然うまくできなかったです。ここは経験してないです、のあとに続く言葉が全然思い浮かばなくて四苦八苦しました。「今までも未経験のことに取り組んできたので、キャッチアップしていけると思います。」とかなんとか言ってはみるものの、あんまり自信がないのがバレちゃってました。あと、相手に「具体的にどんなことをしてみたい?」と聞かれたときに、未経験分野については勉強してないから大したことを言えない→使えなさそうと思われてしまうのエンドレスループ!!!自信を持って言い切れるように自分の心が固まるのに時間が要りました、私の場合。

転職活動の葛藤④適性検査で落ちるんよ

これは単純に私がSPIの勉強してなかったというたぐいのものもあるし、性格適性検査で正直に答えすぎて(いや、正直に答えるべきものなんだけど)、めちゃくちゃ完璧主義って結果が出てしまい多分それが原因で落ちた、というのがいくつかありました。私がラッキーだったのは、企業側が適性検査の結果を共有してくれるところもあって、それを見ながら「こういうところが企業から嫌われそうだな。」と自己分析できたこと。やっぱり極端すぎる結果がでると組織には馴染みにくいよな~特に完璧主義って仕事できないの代名詞みたいなところあるもんなぁ~と良い勉強になりました。ちなみにめちゃくちゃ解けなくて「終わった!!」と思ったGABだったところは内定を頂きましたね。なぜなのか。

転職活動の葛藤⑤最終面接で落ちるんよ

転職活動の場合、だいたい2次面接が最終面接のことが多いんだけど1次面接を突破出来るようになったと思ったら今度は最終面接や2次面接(あれは最終だったのかもはや謎)でもしっかり落ちましたね!!着実にステップアップしているんだけど、ステップずつしか進歩しない自分に不安になって怖くなったのもこの時期でした。1次面接落ちまくってるときは「ダメでもともと」と思ってたから怖いもんなしだったけど、1次面接うかるようになって2次面接で落ちると「現場の人間は騙せるけど偉い人は説得できない女」なのかなって落ち込みました。あと悲しい哉、大して行きたい会社じゃないところのほうが1次面接を通ってしまう事が多く、最終面接で心の声と実際喋ってる内容が乖離していたのも今思えば落ちて当たり前だなぁと思います。ちなみに、大して行きたくない会社の面接のほうがおおらかな気持ちで臨めるので面接は通過しがちでした。どんまい、私。このあたりは友達やエージェントさんにすごく救われましたね!1次面接通ってるんだったら相性の問題だよって行ってもらったり、エージェントさんからも何が悪いっていう問題点はないと思いますよって改めて面接対策で言ってもらったり。このへんも試行錯誤、トライアンドエラーの繰り返し。

転職活動の葛藤⑥行きたい会社がないんよ

転職活動をはじめて1ヶ月くらいたったタイミングで「こういう会社は行きたくない」は明確にクリアになってきました。私の場合、「やることが限られている会社(給与計算だけやってね、とか。)」と「社員がイキイキしてなさそうな会社」と「歴史がある体制が古い会社」は向いていないと気づきました。「やることが限られてる会社」は、行きたくないというよりは「つまんなそうだしキャリアの伸びしろないな~」というリスクヘッジで嫌でした。「社員がイキイキしてなさそうな会社」に関しては、どうやら私はライスワークという考え方をしてないらしく、どうせ働くなら社員みんな会社のことを好きなところで働きたいというコダワリが非常に強いと気づきました。「歴史がある体制が古い会社」についてはもうただただ肌にあわなくて、社歌があったりイマドキ1次面接からオフラインだったり、もう全然ダメだなと思いました。遅れてる!!しょーもなっ!Slackもないの!?とか突っ込みどころが満載すぎてアレルギー反応を起しました。

ターニングポイント①外見を変える

前のnoteでも書いたけど、見た目を変えたのはシンプルに良かったです。ライトも買ってよかったし前髪もつくってよかったです。メイクもふんわりメイクにしてよかったですね。

ターニングポイント②転職軸が決まる

散々面接を受けて、転職軸(というか、こういう会社は嫌だ)が決まると、面接も通りやすくなったなと思います。自分の心の声と喋ってることがチグハグじゃないってすごくすごく大事なことだわ、本当に。

ターニングポイント③Bizreachでエージェントとしこたま話す

ビズリーチってハイクラス転職サービスだと思ってたので全く登録する気がなかったんですが、友達に勧められて登録してみて非常に良かったです。結局内定取ったうちのひとつもビズリーチ経由でした。野武士のようなエージェントたちとめちゃくちゃ話しまくれたのがとにかくよかったです。リクルートとかパーソル(doda)のエージェントさんって、一人のエージェントが抱えてる求職者数が多いからそこまで手厚くはないんですよ。言ってしまえば彼らは大きな軍隊のソルジャーなので、よくも悪くもガッツいてない。システムがAIで提案した求人が自動で求職者に送られて、求職者が勝手に応募して勝手に面接が進んでいく。(もちろん面接が進めば対策してくださる。)でもビズリーチでスカウトしてくるヘッドハンターもとい野武士たちは求職者に飢えていてガッツいているのでガンガン営業してくれます。そして彼らが持ってる案件(得意先)から提案をしてくれるので、リクルートやdodaにも掲載されていたとしても見つけきれていなかった求人を提案してくれるので、新たな視点が自分にはいってきて非常に有益でした。それから悩み相談にも結構シッカリ乗ってくれて転職軸の整理を一緒に壁打ちしてくださったり、大変ありがたかったです。ちなみに群雄割拠で戦国時代の人材紹介業というのは本当に私は絶対できないなと思いました。大変すぎます、エージェントの皆様、尊敬です。そしてこれは本当にビズリーチのおかげだなと思うんですが、ヘッドハンターからの連絡が思いの外めちゃくちゃ来たんですよ。で、それは前職のネームバリューがあるからだなっていうことに気づいたんですね。それによって、今回の転職で入社する会社もハクのつく会社にしないと40代で転職するとき危ないんだろうな、ということが肌身に染みてわかったんですよ。ベンチャーに行くべきか、ゆるふわにいくべきかモヤモヤしてた霧を消してくれました。「もうベンチャーに行くしか無い、私の未来のために」と覚悟が決まった瞬間でもありました。

ターニングポイント④どんな人を採用したいか、と質問しまくる

転職活動のよくある逆質問だと思うんですけど、どんな人を採用したいかをどの企業にも聞いてたんですね。そしたらあるベンチャー企業から「結局のところ、うちの会社の将来性とかじゃなくて、うちの会社の事業内容に心から共感してやってやりたいと思ってる人が採用されてる。」という話をされました。これは非常に大きな気づきでした。今まで業種にこだわったことがなかったのですが(だって職種一緒だったら、やることあんまり変わらないんだもん。)私に足りないのはこの「会社がやりたいMISSION・VISIONに対する熱量」なんだなと気付かされました。だから最終面接も落ちるんだ、と腑に落ちました。それに気づいてからは闇雲にエントリーせずに、会社の中身をよく見てエントリーするようにしました。どういう会社だったら私の心が動くのかなぁっていう目線で会社を見るようにしました。

終わりに:採用頂いた会社について

実は採用頂いた会社もエントリーボタンをポチっとするときは軽くHP見て「うん、ベンチャーっぽい。たぶん私が馴染む!」だけでエントリーしました。でもその後、書類が通って面接対策で会社の動画を共有してもらったときに動画を見ながら「ここだ。私ココで働きたい。ココで働くために今まで全部落ちてきたんだ。ここだ!!」って思いました。そういう会社に出会えたのは奇跡だと言っても過言ではないと思います。前回のnoteに書いた通り、1次面接対策からは一心不乱の一目散の猪突猛進で企業研究と面接対策しました。業界の書籍も買って勉強して、公園の散歩しながら面接で話すことをブツブツつぶやいて練習して、その会社の採用ページとWantedlyとYou Tube全部見て、社長が出ている動画を何度も見て、どういう人を求めているのかを必死で考え、また「この人を口説き落とすんだ」と心に決めて準備しました。

ま、全くその対策が生かされたとはいえないような面接だったんですけどね!!!

でも、ずーーっと「何が足りなくて落ちてるんだろう、逆に9年前はどうして前職に内定をもらえたんだろう」って考えたら「うかりたい!という素直な気持ちと熱量が今の私にはないんだな」っていうところに着地したんですよ。だから、素直に入りたいという会社に出会えたら、もうその熱量をたぎらせることにフルコミットしました。そして内定を即日でいただけました。嬉しかったです。あ、面接対策でしゃべる練習した内容はひとつも最終面接でしゃべらなかったんですけど「第一志望なんです!御社のことをまとめたノートを作りました。本も買って読んでます。」って社長にお見せしたのは功を奏したのかもしれないです。

今はちょっと不安だったりソワソワしたりもしているけど、とにかく転職活動は走りきりました。次もし転職することがあったら、今回の経験を踏まえて、もう少し効率的に動きたいなと思います。勝率が低すぎるのは私の闇雲さと非効率な転職活動のせいです。もっと上手くやればよかったという反省もありつつ、数をこなすことで見えてきたことがたくさんあったので悔いはないです。

長くなったなぁ。6,400文字も書いてるよwこれ最後まで読んでくれる人いるのかしら。読んでくださった方、おつかれさまでした。ありがとうございます!あなたにも幸あれ!!神に感謝、キリストに賛美!

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