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『しろたまり』に魅了されて。手作りしろたまり、引き分けます。

しろたまり、ご存じですか?

しろたまりの魅力①
なんといっても、淡い色合い。
素材の色を生かすことができる。
薄口しょうゆ文化の関西人のわたしには、とっても魅力的。
わたしの影響で、母もしろたまらー。

しろたまりワークショップに過去3回参加しています。
昨年11月に仕込んだしろたまり、そろそろよい頃合い。
引き分けしました。自分で仕込むと嬉しいのは、副産物の『もろみ』がたっぷり頂けること。塩分が強め、でも、麹の甘みもあるのです。
なかなかオツなもの。冷凍保存で1年は使える◎

しろたまり


しろたまりの魅力②
しろたまりのもうひとつの大きな魅力は、醤油のような強い主張がないところ。
ホールフード協会のタカコ先生は、しろたまりを無国籍の調味料と表現されていました。しろたまりは、大豆をまったく使わないので、醤油のような大豆の独特のコクはない。でも、小麦麹の甘みがありつつ、すっきり感もあります。
レモンなど合わせると、アジア系スープにも代用できる。和食の炊き合わせ、炊き込みごはん、茶わん蒸しや卵焼きなどには、もちろん大活躍。
我が家では、マスト調味料です。

商品


しろたまりを使ったとある日のごはん
‣ゴボウと人参とクミンきんぴら
‣菜の花の胡麻和え(甘酒としろたまりで)
‣干し大根と高野豆腐の炊いたん
‣れんこんの豚肉巻きからの生姜焼き
‣もち麦おにぎり じゃこのもろみ和えをのっけただけ
‣シンプルかき卵汁

▶簡単に作れるクミンきんぴらをご紹介。
ゴボウ 千切りで今回60gくらい
人参 千切りで100gくらい
クミン(ホールで)小さじ1/2くらい
★しろたまり 大さじ1弱
★本みりん 大さじ1弱
★酒 大さじ1弱
米油かココナッツオイル 適量
(なんでもよいけど、酸化しにくいカラダによい油をおすすめします。)

1.フライパンに油をしき、クミンを入れて、弱火で香りが立たせる。
2.ゴボウ、ニンジンを入れて炒める。弱火でしんなりするまで。そんなに  混ぜずに放置で大丈夫。
3.★を混ぜて、入れる。みりんのアルコールが飛んで、汁気がなくなるくらい。1回火を止めてから調味料を入れる、急な加熱で焦がさないため。

調味料の量とか、お好みで大丈夫。私のポイントは、ゴボウと人参はできたら細目の千切り。ゴボウと人参はカサでみると同じくらいが好み。ゴボウの土っぽい野性的な味わいと人参の甘みが調和するように感じるから。
みりんはいろいろあるけど、本みりんを使っているので甘味が強いです。みりんによって量も調節した方がよいかもしれません。
しろたまりがなくても、ふつうに作るきんぴらにクミンを入れると一味違ったものになると思います。ただ、しろたまりだと、クミンがもっと生きるかな、と。

しろたまり料理

しろたまりの魅力は続きます
しろたまり、まだまだいろんな料理に使えるんです。
今後、しろたまりレシピどんどん考えていこうと思います。

実は、私、ホールフード協会認定しろたまりマエストロ。
ですが、活動がまったくできていないので、地味にいろいろ発信していこうと目論んでいます。そして、ワークショップも開催したい!

日東醸造の蜷川社長のおはなしが、また面白いんですよー!
作り手さんのすてきな思いや信念が見えると、ますますお気に入り調味料
となりますね。そういう側面をみるのも楽しいです。

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