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【発達障がい】そんなふうに見えないけど、大丈夫でしょ!が一番困るんです。


私は学校やお母さん友だち、習い事など、子どもに関わるすべての人に一番最初に必ず伝えるようにしている。


「うちの子は発達障がいです。」と。


どんな特性があって、どういう困り感があり、
どういうふうに対応してほいしか、
全部伝えています。


その時に必ず言われることがあります。
それは


「そんなふうに見えないけど。そーなの?大丈夫でしょう」ってセリフ。

いや、大丈夫かもしれないけど大人の知らないところで困ってるのよ!
といつも思う。


それに上辺だけ接したり見た感じで大丈夫って言われるのもちょっと違う。
だって困ってるんだもの。


発達障がいという言葉は知っていても、その先を知らない人もまだたくさんいます。
すべての人に理解を得るのは難しいかもしれませんが、子どもと関わる人たちに知ってもらうというのは大切なことだと思っています。


それでも学校以外の習い事などでは、そこをスルーされることがほとんどです。

知らず知らずのうちに
"みんなと同じようにすること"を求められたり、本人の訴えを聞いてもらえなかったり…


そういうことが続いていくと当然子どもはストレスが溜まり、二次障害が出てきます。


お母さん友だちに限っては、予め伝えておくことでトラブルを防げたりすることが結構あります。


発達障がいだと周りに伝えることは恥ずかしいことでもなんでもなく、
本人が少しでもストレスなく日常を過ごせることに直結します。


また、そうして少しでもストレスなく日常を過ごすことが本人の自己肯定感を上げることに繋がるので、これはぜひおすすめです!


周りには知られたくない、自分からわざわざ言いたくない、って気持ちも十分分かります。
私もそうだったから。


でも伝えることで私の気持ちもすごく軽くなったんですよね。


わかってもらうってことも伝える理由の一つですが、一番の要は本人やお母さんの自己肯定感を上げることです。


なにをやってもうまくできない、
みんなと同じようにできない、
頭ではわかっているのに身体が思うように動かせない、
一生懸命覚えているのにどうしてすぐ忘れるんだろう…
じっと座ってなきゃいけないのに、我慢できなくて椅子から離れてしまう。
自分で抑制できない。


これ、発達障がいの子どもたちが抱えている問題なんです。


でもこれ、普通の人から見たらほとんど
"そーなの?大丈夫でしょ!"の部類に入ってると思うんです。


やっぱり温度差はありますよね。
それは仕方のないことです。
だけど、子どもは自分で伝えることが難しいのでそこはご両親が伝えるべきなのです。


川遊びを楽しむ子どもたち
水の音に癒されるんですよ!


2学期が始まりました。
子どもたちも日々成長しています。
受け止め方が変わったり、心の成長も見られます


毎日気にかけることは難しいかもしれませんが、環境が変わる時はしっかり見守ってあげる時です。


2学期も元気に楽しく過ごしたいですね!


#発達障害
#凸凹発達
#伝える
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