二章 「懐かしい場所」
どうも、今年、高校受験がある木目です(2回目
またまた、受験生が何しとるんやあと思いますが
良かったら最後まで読んでもらえた嬉しいです
投稿するのは2回目です。すごく楽しくて
徹夜で書いてしまいましたえへ
お初の方は、よかったら一章も
読みに来てください
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真っ白な空間の中に無数の扉がある
その扉は一つ一ついろがちがっていて
どの扉も鮮やかで、どこか濁った色をしている。
「ここは、どこだろう」
私は死んだのだろうか。
あの世界から去れたのだろうか。
当たりを見渡し、すこし歩く。
そしたら一つ、他の扉とは違う雰囲気がただよう扉が目に入った。
白い光をまとっている。それになにか模様が彫られている。
「─目?」
私はその扉を数秒みつめた
どこか懐かしい。
そう思い私はその扉を開いてしまった。
扉の中も外同様真っ白だ。
その奥には大きなトンネルがある
私はなぜかそのトンネルの方へと足をはこんでしまった。
奥へ奥へと通るたび、どんどん闇が濃くなっていく。
奥へと歩いてゆくと、小さい光が私の目に映る
「もうすぐ出口だ」
私は少しはやめに足を動かせた。
「────────っつ?!??!」
出口にたどり着いた途端、眩い光が私の目に入った
次の瞬間、
私の目には、異様な光景がうつった
猫のような顔の魚、赤い梟、碧色の虎
今までに見たことも無い生物が
言葉には表せれないほどの数、私のあたまに映し出された。
私も見ていて、その生物も私のことを見ている
「イ゛ッ ッ」
頭が割れるような激しい痛みが私を襲う
「いたい、いたいっ、いたいっっ!」
血が沸騰しているように熱い。
痛みで前がみえない
その場から立ち去ろうと思ったが
身体が金縛りのように動けなくなっていた
「────プツン。」
私の中の何かが切れた。
次の瞬間、頭の中に誰かの記憶が入り込んだ。
炎につつまれた見たことも無い町
見たことも無い生物の死骸。
誰かが叫ぶ声
そして、人だったであろうものの亡骸。
地獄のような光景だった
私は耳を塞いだ。
塞いでもその声は聴こえてくる。
頭がおかしくなりそうだ。
もう聞きたくない。見たくない。帰りたい。
けれど私に帰る場所なんか無いじゃないか もう私は死んでいるんだ。
もう、ここで─
「起きなさい」
その瞬間聞き覚えのある声が聞こえた。
その声を聞いた途端、私は気を失ってしまった。
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