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ひとつだけでは、多すぎる。

ひとつだけでは、多すぎる。
ひとつでは、すべてを奪ってしまう。

外山滋比古『思考の整理学』から、好きな言葉(のひとつ)。
ちなみに、私の生涯の愛読書です。noteでは書評を書く気はないのですが、どこかで誰かに役立つかもしれないので、簡単に紹介だけ。

上で紹介したフレーズは、ひとつに注力しすぎるあまり、すべてを注ぎ込みすぎて迷走しかねないことを、警告した言葉。

ただこのフレーズは、考えれば考えるほど、味わい深すぎるのです。


わたし(あなた)にとっての、ひとつとは?

ひとつの大きさは?

命はひとつ?

時間はひとつ?

ひとつって、何個?

ほんとうに、ひとつ?


これらの疑問について、実際は数千字単位でいろいろ考えていて、メモもしているのです。しかし、内容があまりにも個人的であることと、真意が伝わりにくいことから、これは自身の中にとどめておくことにし、疑問だけ書くことにしました。

そうそう、「頭の内圧」も『思考の整理学』の重要な用語です。

集中することはもちろん大切ですが、必要なときには視野を広く持てるようになりたいですね。


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