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苦手な事との付き合い方。

皆さんは、やればできるけど、やりたくない事はありますか?
私はインテリアコーディネーターで、インテリアを整える事が好きですが、実は家事は正直しんどい、、と思っています。

きれいな空間を眺めるのは好きなのですが、物を元ある場所に戻すだけの単純作業は好きではありません。

洗濯乾燥機がないので、干すだけで気力を使い果たし、乾いたらとりあえず積んじゃう洗濯物。(これ、買えば良いじゃんと思われるかもしれませんが、海外駐在という特殊な環境ゆえ、乾燥機気軽に買えないんです。。)

そして、子供がいるので、リビングのセンターテーブルの上は子供の作りかけの工作がいつでも山盛り、床には脱ぎ散らかした洋服とお菓子の食べこぼし、、インスタの子育て中ママの片付けリールは私の中でファンタジーです。(素晴らしすぎるよ)

前段の愚痴が長くなりました。
ただ、苦手な事も、なぜ苦手かを検証し、捉え方を変えれば付き合えるんじゃないか、と思っています。

そこで、私の苦手な事の付き合い方について書いてみます。


私の特性(クリフトンストレングス)

苦手は人それぞれだと思うので、私が何を苦手としているか、私のクリフトンストレングス(ストレングスファインダー)を紹介します。全部で34資質ありますが、私の順位は以下です。

■上位
1.最上志向 2.学習欲 3.収集心 4.規律性 5.成長促進
■下位
30.公平性 31.戦略性 32.回復志向 33.包含 34.活発性

ここで見ていただきたいのが、1位の最上志向と32位の回復志向。
よりよくするためにはいくらでも考えられるのですが、元に戻す作業などはとっても苦手です。

家事で例えるなら、商品が壊れた時、新しく買い直そう、と思うのが最上志向、メーカーに電話するなど、修理して治そうと思うのが回復志向だと思います。単純作業や現状維持のための作業って毎日山のようにありますが、これが苦手なせいでものすごくエネルギーを消費してしまうのです。

共感してくれる方、いますか?

単純作業のアルバイト

こうした単純作業、元に戻す作業などが苦手だと初めて実感したのが、大学時代のアルバイト。なぜ始めたのかは全く覚えていないのですが、ドラッグストア、モデルルームといった長期のアルバイトの他に、1日単発のアルバイトを何回か経験しました。

この時経験した作業は、ひたすら封筒を折る、弁当工場仕分け、ティッシュ配り。特に封筒を折り続ける作業はもう苦痛で苦痛で、、

トラウマになりそうな封筒の山

この時に、最上志向を発揮して「どうしたらもっと早く丁寧に折れる様になるか」くらい考え方を変えていたらそれも面白かったかもしれませんが、そんなことは当時思いもよらなかったので、もう二度とやらない、と思いながらその時間を過ごしていました。

苦手な事務作業を捉え直す

ということで、就職はなんとか営業職→企画職と単純ではない仕事につきましたが、毎日淡々と処理しなきゃいけない仕事などはしんどかったです。特に、育休後復帰した後は、時短で働かなきゃいけない以上面白い仕事がだんだんと減り、事務作業が反比例的に増えていきました。

この時、自然と始めたのが業務改善
ただ受け身で言われた仕事をこなすのが苦痛だったので、どうしたらもっと効率的に仕事できるか、と考え上司に提案したり、資料を変えたりするようになりました。

人に仕事を渡すためのマニュアルもたくさん作っていました。

幸い企画職だったので、一人で任されているものも多く、自由に仕事をさせてもらうことができました。この経験から、苦手なことの捉え直しが徐々にできるようになってきたと思います。

日常の家事を楽しくするには

こうして、仕事では苦手な単純作業を自分の特性である最上志向で捉えることで乗り切ってきましたが、海外へ帯同し、扶養内のわずかな仕事で暮らす今、家事育児は完全に私の仕事(いわゆるワンオペ)。毎日何かを元に戻す作業の連続です。

前段の通り、育児中だと日々持ち込まれるものの量が多く、常にゴミ箱を行ったり来たり。毎日のルーティンの家事もなかなかしんどいです。

ということで、私が考えるようにしているのは、家事も最上志向で考えられないか、ということ。もっといい掃除用具はないか、家族がこんな動きをするから、家具の配置を変えたらいいんじゃないか。
日々そんなことを考えながら過ごしているので、自然と1ヶ月に1回は模様替え。日本にいた頃毎月手伝いに来てくれていた母の口癖は「また部屋変えたのね」でした。笑

日本の家のリビング。普通、このソファの位置にはテレビがある家が多いかも!

人それぞれ苦手なことってあると思うのですが、自分の特性を知り、自分に合った捉え方をすることで乗り切ることができるのではと考えています。

あなたの苦手なことはなんですか?
苦手なことの捉え方を変えて、今より少し楽に考えてみませんか?

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