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【読書感想】「すごい家事」 松橋周太呂

読了日:2017/1/31

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アイテムに頼った人から笑顔になれる!驚異の主夫力・家事えもんが教える、掃除・洗濯・料理術。最前線“家事アイテム”で、あなた以上に、キレイをつくる。問い合わせ殺到!大人気「かけ算レシピ」も総まとめ!
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この本の概要

お掃除グッズをたくさん紹介してたので、なんとなく買ってしまった本。

自分的に役に立ちそうなのは掃除グッズのところ。
洗濯は乾燥機を使っているので、ほぼ関係なかったし、料理レシピはそそられるものがなかった(。-_-。)

私の嫌いな家事

以前の嫌いな家事ナンバーワンは洗濯でした。
スイッチいれて干し終わるまでの拘束時間が長いし、干す&畳む作業がすごく面倒で…。

しかも、せっかく外に干したときに限って雨が降るし、部屋干ししてると否応無く生活感でるし、部屋のどこに干すかは、常に困るし…。

しかし!

乾燥機付き洗濯機にして、乾燥までを洗濯機任せにしたことでだいぶ楽に。
文明って偉大。
ありがとう乾燥機付き洗濯機。

今は、洗濯よりも掃除が嫌いです。

「気になったもん負け」という価値観

我が家には(というか我ら夫婦には)、「気になったもん負け」という価値観が存在します。
「気になったもん負け」とは、「気になった人が自ら動きましょう」という価値観。
この価値観は元々私が友人と3人で同居生活することになったときに、同居の条件として私が予防線を張ったことが発端です。

例えば、部屋が汚いとして、気にならない人はちょっとホコリがたまっていても生活できるしそれを不満にも思いません。一方、ホコリがたまった生活には感覚的に耐えられないという人もいます。
気になる、気にならないはその人個人の感覚の問題です。それなのに、ホコリが気になる人が、気にならない人に対して「信じられない!」というのは価値観の押し付けでしかありません。
それは、「アメリカンは挨拶でハグするのが当然なんだから日本人もハグするべきだ」と言って、相手の文化を無視してハグを強要するのことと同じです。
たとえ挨拶ハグが素晴らしく正当性あるものだとしても、その文化や価値観や感覚を押し付けるのは私には傲慢に思えるのです。

そこで、「気になったもん負け」です。
「気になるのはその人個人の感覚的なものでしかないので、気になった人は自分でやりましょうよ」と。

とはいっても、生活の都合上1人ではどうにもできないことがあるかもしれません。
そんなふうにどうしても価値観の相違を埋めたいと考えるのなら
「自分と同じ価値観になりなさい」
ではなく、
「私の価値観とあなたの価値観をすり合わせをしましょう」
というアプローチでなければならないと思います。
そこで互いにすり合わせられるところまで話し、妥協点を探り、解決できればベストです。ですが、それでも完全に同じ人間にはなれません。
そうなったら、やはり気になるほうがやるしかないんです。
だから「気になったもん負け」。

上記のことを友人との同居生活の前に語り、全員合意したことで、私は友人との同居を楽しむことができました。
そして、そのロジックを旦那さんと同居する際にも語りました。より楽しく暮らすために、こちらの価値観を提示した訳です。

結果、どうか。

我が家の旦那さんは、私以上に掃除に関しては無頓着(>_<)
私も限界ギリギリまで無頓着に暮らし、乱雑なリビングで生活をしていますが、それでも彼よりも掃除偏差値は高いようです。最終的には、いつも私が「気になったもん負け」ロジックのもと、掃除するハメに…。
自分で自分のクビを絞めるのはこのこと(。-_-。)
まぁでも個人的にはいいロジックで、すごく気に入っています。汚いからと責められることもないしね。

とりあえず本に載ってた「超電水シュシュ」的なやつと、「茂木和哉」という水垢を取る薬品は買おう。

私のお掃除偏差値もきっと上がるはず。

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